看護学部

看護学部

Faculty of Nursing

看護学部 教員紹介

窪内 敏子(KUBOUCHI Toshiko)

窪内 敏子
准教授 臨床福祉学(博士)/看護学(修士)


Message
地域で生活する全てのライフステージにある人が、地域・在宅看護の対象になります。
ひとりひとり異なる生き方や暮らしを受け止め、様々な専門職や地域の人たちと連携しながら、対象となる方の自立支援を考え実践する醍醐味を、学生さんと一緒に味わいたいと考えています。

専門分野

在宅看護学
地域看護学
認知症ケア

所属学会

日本看護教育学会
日本在宅ケア学会
日本看護福祉学会
日本老年社会科学学会
日本看護研究学会
日本認知症ケア学会

主な担当科目

地域・在宅看護論
地域・在宅看護技術論Ⅰ・Ⅱ
地域・在宅看護学実習
地域統合実習
卒業研究
フレッシュゼミ
看護導入実習
エンド・オブ・ライフケア論
社会福祉概論

研究テーマ

認知症の方のケアに関する研究
若年性認知症の方の意思、思いに関する研究
地域包括ケアシステムに関する研究
新卒訪問看護師に関する研究

研究内容

  • 認知症ケアに携わる専門職者向けに、認知症ケアのエキスパートのかかわりをもとにケアモデルの作成を試みています。
  • 若年性認知症の本人や家族の思いを構造化することで、ケアを見出す研究を試みています。
  • 地域包括支援センターの3職種の方々の、やりがいやストレス等について研究を試みています。
  • 訪問看護師のマンパワー確保に向けて、新卒訪問看護師の就職に関する内容を、様々な立場の学生にインタビューし分析を試みています。

研究内容キーワード

在宅看護 地域看護 認知症 地域包括ケアシステム 訪問看護

主な著書・論文等

著書

1認知症ケアプランと記録の学校共著2005年12月日総研出版社
2地域包括支援・総合相談事例集(1)共著2011年6月第一法規出版
3関連図からみた口腔ケア共著2016年9月永末書店
4認知症ケア用語辞典共著2016年12月ワールドプランニング
5危機理論に基づく認知症者とのかかわりに関する研究-フェルト・センスに焦点をあてた共感的理解-単著2021年12月(株)みらい

学術論文

1痴呆症(認知症)の親に対する息子の認識(査読有)単著2005年3月学位論文(修士)
2認知症サポーター養成の課題とあり方(査読有)共著2012年1月園田学園女子大学紀要, 第46号, p89~p98
3認知症ケアの実践者が抱く感情規則の傾向(査読有)単著2016年3月日本看護福祉学会誌第21巻第2号, p165~p182
4周術期看護の関するロールプレイ演習の学習効果(査読有)共著2016年3月岐阜県立看護大学紀要, 第16巻第1号, p27~37
5特別養護老人ホームに勤務する看護職に対する人材育成の現状と課題(査読有)共著2016年3月岐阜県立看護大学紀要, 第16巻第1号, p121~127
6高齢者を理解するために生活史を用いた教育に関する検討(査読有)共著2018年3月日本赤十字豊田看護大学紀要第13巻第1号, p131~137
7危機理論に基づく認知症者とのかかわりに関する研究ーフェルト・センスに焦点をあてた共感的理解ー(査読有)単著2020年3月学位論文(博士)
8若年性認知症者本人の語りの構造に基づく支援の検討-『認知症の人と家族の会』会報の投稿文から-(査読有)共著(筆頭著者)2023年3月京都光華女子大学京都光華女子短期大学部研究紀要第60号, p37~p52
9臨地実習とオンライン実習を組み合わせた在宅看護学実習ーコロナ禍での新たな実習プログラムの効果ー(査読有)共著2024年3月京都光華女子大学京都光華女子短期大学部研究紀要第61号, p117~p128
10新卒で訪問看護ステーションに就職するための要件ー看護学へのインタビュー調査からー(査読有)共著(筆頭著者)2024年3月京都光華女子大学京都光華女子短期大学部研究紀要第61号, p129~p141
11若年性認知症者の就労に関する現状と課題ー職場側の支援に焦点をあてた文献検討ー(査読有)単著2024年3月日本看護福祉学会誌第29巻第2号, p161~p168

その他

(学会発表・学会抄録有)
1痴呆性高齢者のかかわり -なじみの関係づくり-2002年3月日本ケアマネジメント学会第1回近畿介護支援専門員研究大会(天満研修センター)
2痴呆性高齢者と介護職員の グループワーク-痴呆性高齢者の変化と職員の意識変容について-2002年11月第3回日本認知症ケア学会(別府ビーコンプラザ)
3グループホームにおけるリスクマネージメント2004年9月第5回日本認知症ケア学会(朱鷺メッセ)
4痴呆性高齢者への回想法における評価方法と実施回数について2005年10月第6回日本認知症ケア学会(島根県民会館)
5Effect to professional Caregivers of reminiscence group2007年10月第13回日本認知症学会IPA国際老年精神医学会(大阪国際会議場)
6ロールプレイ演習における学生の周術期看護の学び2014年7月第24回日本看護学教育学会(幕張メッセ国際会議場)
7成熟期看護学領域別実習における実践と理論の統合への支援の検討GWを通じた学生の学び・感想から2014年7月第24回日本看護学教育学会(幕張メッセ国際会議場)
8特別養護老人ホームに勤務する看護職に対する人材育成の方法の検討2015年6月第20回日本老年看護学会(パシフィコ横浜)
9認知症ケア専門職者が抱く感情規則の傾向2015年7月第28回日本看護福祉学会(産業医科大学)
10SUPPORT FOR ELDERLY’S DECISION-MAKING ABOUT THEIR END-OF-LIFE CARE2017年4月第32回国際アルツハイマー病協会国際会議(京都国際会議場)
11老年看護学で高齢者の生活史を把握する学生関する研究の状況-2006年~2016年に発表された国内文献に焦点をあてて-2017年6月第18回日本赤十字看護学会(北九州国際会議場)
12急性期病棟患者の認知機能に焦点をあてた転倒予防を目指して-ミニメンタルステート検査を用いた看護スタッフへの啓発の試み-2020年5月第21回日本認知症ケア学会(web)
(報告書)
1痴呆リハビリテーション研修共著(筆頭著者)2003年3月大津市福祉保健部高齢福祉課介護課報告書
2初期から終末期に至るまでの地域に密着した望ましい痴呆性高齢者ケアのあり方に関する調査研究共著2003年3月平成14年度老人保健健康増進等事業による研究報告書
3看取りにおける利用者の意思決定を支えるケアの検討共著2012年3月岐阜県立看護大学共同研究報告書, p47~p52
4特別養護老人ホームにおけるショートステイ利用者のケアの充実に向けて共著2012年3月岐阜県立看護大学共同研究報告書, p53~p56
5特別養護老人ホームにおける看護職と介護職の円滑な連携に関する実践の検討共著(筆頭著者)2013年3月岐阜県立看護大学共同研究報告書, p89~p93
6特別養護老人ホームに勤務する看護職に対する人材育成の方法の検討共著2014年3月岐阜県立看護大学共同研究報告書, p25~p29
7特別養護老人ホームに勤務する看護職に対する人材育成の方法の検討共著   2015年3月岐阜県立看護大学共同研究報告書, p13~p18
8特別養護老人ホームにおける看護職主体で開催する施設内研修体制の充実に向けた取組共著2016年3月岐阜県立看護大学 共同研究報告書, p31~p36
(その他)
1利用者と向き合ったサービスを考える単著2002年9月ふれあいケア( 日本社会福祉協議会)
2シンポジウム「痴呆ケアの現状と展望」グループホームの立場から2003年9月老人ケア研究 全国高齢者ケア協会, p35~p39
3グループホームのケアプラン&記録紹介の部屋単著2004年5月ケアプランと記録の教室(日総研出版社), p90~p104
4痴呆性高齢者がグループホームで最期まで生きるということ単著2004年7月介護支援専門員第6巻第4号(メディカルレビュー社), p39~p44
5「看護覚え書」が教えてくれたグループホームケア単著2004年9月コミュニティケア第6巻第10号(日本看護協会出版会), p32~p35
6認知症高齢者をアセスメントする際のポイント単著2005年5月ケアプランと記録の教室(日総研出版社), p26~p32
7重度の認知症の人のケアプラン単著2005年9月ケアプランと記録の教室(日総研出版社), p33~p50
8ケアプランを踏まえたかかわりがモニタリングにつながる-日々の援助記録とケアプランの連動を考える-単著2007年9月ケアプランと記録の教室(日総研出版社), p39~p58
9ケアプランと援助記録の連動で使えるケアプランを作成単著2008年5月ケアプランと記録の教室(日総研出版社), p39~p58
10利用者の状況がわかる個別援助計画を作成するために単著2010年1月ケアプランと記録の教室(日総研出版社), p2~p10
11認知症の方のケアプランを作成するために単著2010年5月ケアプランと記録の教室(日総研出版社), p3~p13
12座談会「平成24年度介護保険法の改正から」認知症ケアの意義、専門職の専門性を考える2014年6月認知症ケア事例ジャーナル(ワールドプランニング), p25~p41
13自己表現が上手くできない認知症高齢者の思いを読み取るケアプラン単著2015年8月高齢者安心安全ケア 実践と記録(日総研出版社), p58~65
(外部資金獲得等)
1公益財団助成勇美記念財団一般公募「在宅医療研究への助成」 研究課題名:認知症ケア専門職者が抱く感情規則の傾向2013年4月~2014年3月
(社会における活動等)
1近江八幡市認知症施策推進会議委員