看護学部 教員紹介

安田 千寿(YASUDA Chizu)

安田千寿
准教授 修士(看護学)


Message
この仕事をする中で高齢者の方の生き様を垣間みられた時には、その存在感に圧倒されます。
次の時代を託された、けれども未熟な若者の一人として、高齢者の方の大らかさや不安や苦しみに寄り添い、その方がその方らしくあるための看護を考え続けていきたいと思っています。

専門分野

老年看護学

所属学会

日本看護研究学会
日本老年看護学会
日本看護科学学会

主な担当科目

老年看護学
老年看護援助論Ⅰ
老年看護技術論Ⅱ
老年看護学実習
地域統合実習
卒業研究

研究テーマ

認知症高齢者の不安軽減に関する研究
大腿骨頸部骨折治療後の高齢者の生活の再構築に関する研究
高齢者の退院計画、退院指導に関する研究

研究内容

認知症を有する高齢者が不安を持つ要因は様々ですが、その要因の一つである生活環境のあり方を改善するための研究や、不安そのものを軽減させる介入研究を行っています。
また、疾患を有する高齢者が入院治療を受けた後に回復した機能が、在宅生活へ移行しても維持し続けられるための退院計画・退院指導の在り方を研究しています。

研究内容キーワード

高齢者 生活の再構築 回想法 退院計画

主な著書・論文等

 

学術論文

1介護老人福祉施設入所による生活環境変化に適応するための要因-後期高齢者のインタビュー調査より-共著平成25年3月聖泉看護学研究 2巻,p59~67
2高齢者の大腿骨頸部骨折術後の脱臼予防に関する和文論文の検討共著平成29年3月聖泉看護学研究 6巻,p45~52
3医療療養病床の慢性期高齢患者に対するエンドオブライフケアにおける看護師の認識と実践共著令和元年3月聖泉看護学研究 8巻,p1~12
4コロナ禍における看護系大学の老年看護学代替実習の実践報告-高齢者を統一体として理解を促すための工夫-共著令和5年3月聖泉看護学研究 12巻,p111~114
5高齢者が出演する「視聴覚教材」と「演習」に関連した文献検討-高齢者理解に対応する教材を目指して-共著令和5年3月聖泉看護学研究 12巻,p93~104

その他

(学会発表)
1高齢者の骨折治療に伴う禁忌肢位の遵守と生活機能の変化に関連する要因平成30年6月日本老年看護学会第23回学術集会抄録集
2老年看護学教育における高齢者の統合的な理解に関する視点令和3年6月日本老年看護学会第26回学術集会抄録集
3実習における高齢者理解の複雑さに対応する教材の検討―高齢者の実演、視聴覚教材を活用した研究の動向-令和3年12月日本看護科学学会学術集会
4高齢者の統合的な理解に対する遠隔授業の実践報告令和4年6月日本老年看護学会第27回学術集会