聖泉大学人間学部は設置以来、「人間理解と地域貢献」という本学の建学精神のもとで、「自ら考え、行動する能力」と「他者を尊重・理解する能力」を併せ持つ「人間力」豊かな学生の育成を目指し、地域にて活躍できる人材の育成に全力に努めています。これからもこの役割を鋭意果たして行きたいと思います。
大学とは、この語彙のごとく大いに学び大いに成長するところです。そのために各教員は、教育面では在学生の個別の相談・指導についても積極的に取り組んでいきます。また、授業などの指導場面においても、これまで行ってきたさまざまな指導法(講義法、読書法、プログラムド・インストラクション法、実験法、見学・観察法、ペーパーテスト法、PBL、事例研究法など)について、さらに改善を加えながら実践・実行していきたいと思います。また、ICTの活用に加えて、論理的思考力やコミュニケーション能力を育成するディベートの導入も積極的に行いたいと思います。その際各教員はこれまでの教育・研究経験を活かし、学生一人ひとりの希望やニーズにもできるだけ対応するように努めたいと思います。
学生の皆さん、知的好奇心をもって、いろいろな方面にアンテナをめぐらして、たくさんの知識や能力を身に着け、自分自身を高め、大きく成長し社会に羽ばたいていかれることを目指して励んでください。
私の信条の一つは、孔子の「為人師表」ということです。この意味は、教師は須らく学生の手本とならなければならないということです。そのために私ども教員の一人一人は、学生の皆さんに専門の知識を伝えるだけでなく、自分の言葉や態度や行動などを含めた全人格をもって教育指導に邁進していきます。