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基礎看護学実習Ⅰの実施について

看護学部
 9月上旬、本学看護学部1年生にとって初めての臨地実習(基礎看護学実習Ⅰ)を実施しました。今回はコロナウイルス感染拡大に伴い、臨地での実習時間を縮小した形での実施となりましたが、市立長浜病院、彦根市立病院、近江八幡市立総合医療センターのご理解とご協力を頂き、感染対策に配慮し、無事に終えることができました。
 1年生は4月から看護について学び始めたばかりであり、さらに入学時からオンライン授業を中心に進めてきました。そのため、臨地での初日は少し緊張した姿も見られましたが、他の学生と助け合いながら実習に取り組みました。基礎看護学実習Ⅰでは、病院の構造や機能について知り、看護師の業務内容やコミュニケーション場面、患者さんの過ごされている療養環境について見学および観察を行いました。その中での気づきや学びはカンファレンスで共有し、個々の学びをグループ全体で深めました。また、これまでに大学で学んだベッドメーキングやベッド周りの環境整備を実施し、改めて看護師の実施する技術の意味、患者さんへ与える影響について考える機会となりました。
 今回の学びを今後に活かし、後期課程も積極的に学び、学生生活をより一層充実したものにしていってほしいと願っています。