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布井講師が東大津高校放送部の取材を受けました。

人間学部
人間学部の布井雅人講師が、NHK全国高校放送コンテストに出品するラジオ番組制作のための東大津高校放送部の取材を受けました。

ラジオ番組は、「心と時間の関係」を取り上げるもので、「面白くない授業では時間の進み方が遅く感じられるのはなぜか?」「楽しいことをしているとあっという間に時間が過ぎてしまうのはなぜか?」「大人になると1日があっという間に終わってしまうのはなぜか?」といった質問を受けました。

心理学においては、時間知覚という研究領域が存在し、様々な研究が行われています。
そして、一定であるはずの時間の進み方が、様々な要因の影響を受けて変化することが知られています。
例えば、面白くない授業を受けているときは、早く終わらないかなと時間に注意を向ける回数が増えてしまいます。
そうすると、1度時間を気にしてから、次に時間を気にするまでの間にあまり時間が進まないことになります。
そのため、時間自体の進みが遅いと感じてしまうと考えられています。

このように、日常生活のちょっとした疑問を取り上げることができることが、心理学の面白さの1つです。

聖泉大学人間学部では、心理学の知見の発信活動や出張講義も行っていますので、興味のある高校・団体の方はお気軽にご連絡ください。
出張講義の一覧は こちら



本格的な機材を使って取材をしていただきました


素敵な番組が出来上がることを期待しています!