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4月のいずみ健やか塾「運動と認知症予防」

活動報告
 4月のいずみ健やか塾は、運動と認知症予防について、メンバーそれぞれが調べたことを報告しました。
 まず、実体験から認知症予防には運動、食事が重要であると痛切に感じているメンバーの話から始まりました。奥様が入院、絶食状態が続いているが、体重の減少と認知機能の低下が進んでいるお話でした。食事で栄養を摂取すること、運動によって筋力を維持すること、何より人と交流して刺激を受けることがとても重要なのだとメンバーで確認し合いました。
 女性メンバーは、認知症予防の栄養について、食材と献立を報告されました。青魚やビタミンB・E群が含まれる卵や大豆、南瓜などを使った料理はすぐにでも献立で食卓に出てきそうなものばかり。骨粗鬆症予防の食材と共通しているという発見までできました。
 男性メンバーは、認知症予防には有酸素運動が効果的であり、全身運動を、1回20分、食後30分から1時間で、ややきついと感じる程度、毎日行うのが理想であると話されました。また、コグニサイズ(コグニッション+エクササイズ)、きくち体操も紹介され、メンバーで一度やってみました。どの取り組みも大切ですが、何より重要なのは継続することです。継続するため工夫は、まず、仲間と一緒に行うこと。
 いずみ健やか塾も長く継続できるように、メンバーとともに歩んでいきたいと願うばかりです。次回、5月は「口腔ケアと認知症予防」について、学んでいきます。


【コグニサイズステップを行うメンバー】


【メンバー全員で会場を使って認知症予防の体験】