地域・精神保健看護学は、地域で生活する個人・家族・集団と地域の状況を分析し、地域の健康課題に対する解決方法を探求する領域です。
特論Ⅰでは、履修した院生の看護実践で遭遇する対象者が医療機関から退院「地域移行」し、その後も住み慣れた地域で暮らすために必要なシステムについて考えています。

授業は担当教員からの講義を通して学んだり、院生と教員とが検討したりしながらディスカッションを中心に進めています。

授業も後半になり、院生の所属施設や実践経験を通して「地域移行」に必要なシステムに関するプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションでは、入院直後から行う退院支援のありかたや看護職の役割、退院後の地域生活を支援するための地域住民からの支援も視野に入れたシステムへの課題についてディスカッションすることができました。