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【保健師教育課程】米原市で家庭訪問報告会を行いました

看護学部
米原市、長浜保健所で実習中の学生6名が家庭訪問報告会を行いました。

米原市の実習では、母子2事例、成人1事例、高齢者3事例の住民さんが学生の家庭訪問を受け入れていただきました。学生の家庭訪問は、まずほんのわずかな情報を元に家庭訪問援助計画を立案し、担当教員、指導保健師さんの助言という難関を乗り越えてようやく実施できます。

実際の家庭訪問では、それぞれの学生が家庭訪問で受け入れていただいた住民さんの様々な思いや考えを整理しながら、健康づくりという予防の視点で関わらせていただきました。

聖泉大学 看護学部 保健師課程
家庭訪問報告会運営の打ち合わせ中

米原市の学びのまとめを発表する家庭訪問報告会では、A3用紙5枚にわたってびっしりと文字やデータで作成された資料をもとに、事例を指導保健師さんの前で発表しました。

聖泉大学 看護学部 保健師課程
発表は何度やっても指導者さんの前では緊張します

米原市の高齢者さんには、少しずつ年齢を重ねることによって起こる身体の変化や病気を感じつつも「地域で暮らしたい」という思いを持っていること、自宅で生活するために必要な筋力を維持・向上するための居場所づくりやコミュニティづくりが行われていることを理解することができました。
そのためには、保健師として住民さんの身体面・心理面や周囲の環境からもアセスメントを行い、本人の思いを尊重しながら環境を整える役割があることを学びました。