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助産学概論|滋賀県の産育習俗について

助産専攻
聖泉大学別科助産専攻では、助産学概論5回目の講義で助産の歴史と文化について、グループワークと発表をおこないました。

発表後、滋賀県に残る「はらみ餅」について学び、有名な和菓子屋の「はらみ餅」を食しました。

聖泉大学 別科助産専攻 帯祝い はらみ餅 産育習俗

妊娠5か月の戌の日の「帯祝い」と合わせて、「はらみ餅」を妊娠・出産・育児でお世話になる方々に「お福分け」として配るものです。

聖泉大学 別科助産専攻 帯祝い はらみ餅 産育習俗

自宅で出産をしていた頃は、ご近所の助けが必要でした。助産婦を呼びに行く人、産湯(うぶゆ)の準備をする人、上の子どもたちの世話をする人、産婦の食事を用意する人、産婦に付き添う人などです。たらい(ベビーバス)をお借りしたり、買い物や洗濯・掃除などのお手伝いなど、助け合って子育てをしていました。

6月15日(土)戌の日には、多賀大社においてオレンジリボン(子ども虐待防止)活動と帯祝いの会を助産学生が企画実施をおこないますので、準備を着々とすすめています。

勤務する地域の産育習俗を知って、助産の実践に活かしてまいります。

聖泉大学 別科助産専攻 帯祝い はらみ餅 産育習俗