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4年生が多重課題演習に取り組みました(キャリア教育Ⅳ)

看護学部
10月27日(木)キャリア教育Ⅳの授業において、学生たちは教員や事務職員が一体となり企画運営した、4年間最後の多重課題演習に取り組みました。

学生たちは、新人看護師役となり3名の患者さんを同時に受け持ちました。
事前に患者さんの情報収集を行い、症状や病状に合わせてケアの優先順位を決定し、やっとケア計画が立案・準備が整い病室に向かいます。
病室では患者役にふんした教職員が、学生が来るのを今か今かと待ち受けています。訪室時に学生は予測しなかった患者さんの言動や行動にドキドキ・ハラハラです。

そこでミッションです「さあ皆さんはこの状況をどう乗り切りますか?」。多重課題に取り組むのははじめてです。
3名の患者さんからの訴えに「あああ~どうしよう」、あたふたとしながらも一人ひとりの患者さんに丁寧に対応し、自分で判断できない時は、先輩看護師(教員)へ助けを求めたりして、何とかピンチから脱出です。

聖泉大学 看護学部 キャリア教育Ⅳ
聖泉大学 看護学部 キャリア教育Ⅳ
ロールプレイの様子

約30分のロールプレイの後は、何を基準に対応したのか、3名の患者さんの優先度をどのように決定したのか、平等性、倫理観など、様々な視点から振り返ります。
患者役の教職員からのフィードバックもあり、新人看護師になった時にできることは何かを考える機会となり、学生たちにとっては臨床に近い状況での演習を体験し、少しだけ自信に繋がったひと時でした。

聖泉大学 看護学部 キャリア教育Ⅳ
見守る学生たち

記事作成者は「頑張れ新人看護師」「ファイト」と、こころの中で叫びながら応援していました。