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日本心理学会「文化と心理学研究会」第13回講演会を本学で開催しました。

人間学部
 2018年11月28日聖泉大学で日本心理学会「文化と心理学研究会」第13回講演会が開催されました。静岡産業大学総合研究所 客員研究員・兼任講師、中小企業診断士・ITコーデイネータ(NPO法人「IT静岡」副理事長)、静岡産業振興財団 専門家・現場改善インストラクター、等々幅広く活躍されている山本操先生をお招きして、「AI・データサインスと人間の関係」をテーマに講演をして頂きました。

 本講演会開催のお知らせは日本心理学会に掲載されただけではなく、聖泉大学のホームページにも掲載され、広く周知されたことで、90数名の参加がありました。
 以下の内容で講演が行われました。
  〇避けられないAIの到来
  〇未来社会の予測
  〇コンピュータの歴史
  〇コンピュータに置き換えられた業務
  〇AIとロボットが活躍する
  〇WBLという考え方
  〇社会人として
 最後に山本先生より「毎年一個ずつ資格を取り、約40個の資格を取りました。」とご自身の体験を語っていただき、学生に対し励みのお言葉をいただきました。
 講演は大好評で、参加者から以下のような感想を頂きました。
「わかりやすく興味がわくような講演でした。」、「AIが成長していくのは、とても社会にとっては良いことだけどいつか人間を超えて人間のすることをすべてAIがする時代になったら怖いなと思う。…将来人間にしかできない仕事に就きたいと思った。」、「今後、きっとさらにAIが取り入れられると思うけど、人間にしかできないこと得意なところを大切に、不得意なところ足りないところを補っていけるといいと思った。」、「介護ロボットや癒し系ロボットもあって、今の技術はすごかった。」、「就職についての話を沢山聞けてとても参考になった。」、「先生の講演を聞いて、数年後には一緒に働きたいと思われるような人物になりたい。」、「AIが日常生活に入ってくることで、仕事を奪われたと思う人がいるかもしれないが、奪われたのでなく、私たちが新しい仕事を挑戦する機会が増え、退職するまでの仕事の時間が充実したものになる社会になってきたと私は思いました。」

 今後、研究会の活動を通して、本学学生に外部講師の講演を聞ける機会を計画しています。