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脇本忍准教授、今回の京都新聞連載心理学コラムのテーマは「ホーソン効果」です。

人間学部
20世紀初旬に、アメリカのホーソン工場で、
照明が適当な明るさであるほうが、仕事の能率が上がることを検証する実験が実施されました。
妥当な結果に加えて、自分が優遇され、誰かに注目されていると意識し、
自分は期待されていると感じることが、仕事の能率を高めることが明らかになりました。

実験が実施された場所の名前から「ホーソン効果」と呼ばれています。
この研究は、社会心理学におけるリーダーシップや、
人間関係形成のプロセスに関する研究にも影響を与えています。