米原市の地域看護学実習では、高齢者を対象に高血圧に対する食生活の健康教育を実施しました。学生は健康教育を実施する1週間前に野一色集会所を訪問し、高血圧のことや食習慣に対して高齢者へインタビューを行いました。
　グループメンバーは、高血圧症の予防に対する食生活をどのようにお伝えすると理解いただけるのかを確認しあいながら、対象者に合わせた健康教育の企画書・指導案を作成しました。実施前には、実習指導者の前でデモストレーションを行い、厳しくも温かい指導を受け、さらに良い健康教育にするための修正を行いました。
　健康教育実施当日は、米原市民の高血圧症罹患率が高いことや高血圧になる仕組みなどをお話ししました。参加された方は学生の説明を熱心に聞いておられ、参加者と学生の言葉のキャッチボールができました。
　学生は地域で行う健康教育の必要性と対象者に応じた健康教育の工夫を学ぶことができました。

【塩分摂取と血圧の関係を説明する学生】


【健康教育実施前の練習の様子】


【対象者の反応を見て説明する学生】