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5月のいずみ健やか塾「認知症予防と口腔ケア」

活動報告
5月のいずみ健やか塾は、認知症予防と口腔ケアについて各自が調べたことを発表しました。
まず、神奈川歯科大学の報告として、以下の内容が紹介されました。
・かかりつけ医の有無によって認知症の発症リスクが変わること
・歯周病は糖尿病や心疾患などの発症に影響を及ぼし、認知症とも関係すること
次に、オーラルフレイル(口腔面における虚弱)が及ぼす影響についても確認されました。
特に、心理面、社会参加、栄養状態そして運動機能へと影響が大きくなるため、早期に予防していく
ことの大切さが改めて確認されました。また、口腔ケアは、運動や社会参加との関係性も踏まえて総合的に考えることも必要であるとの意見交換がなされました。
 今後の課題として、次の点を考えることが重要であることが確認されました。
・効果的なブラッシングはどのような方法か
・歯が殆どなく、入れ歯未使用の人にはどのような境遇の人が多いのか
・口腔体操の具体的な方法はどのようなものか
・8020運動(80歳になっても20本以上の自分の歯を残す)をさらに推進すること
 次回、6月は「認知症予防のエクササイズ方法」について、学んでいきます。