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日本心理学会の研究会助成に 4年連続採択されました

人間学部
日本心理学会では、心理学に関わる研究活動を支援するために、研究会への助成を行っています。
本学人間学部の李艶教授が代表を務める「文化と心理学研究会」が昨年に引き続き助成対象として4年連続で採択されました。

【李艶教授のコメント】
3年前の2012年に、私は十数名の学外研究者仲間と一緒に「文化と心理学研究会」を立ち上げました。同時に日本心理学会の研究会助成金を申請して、採択されました。
それ以来の3年間の2012年度、2013年度、2014年度に亘り、日本心理学会から助成金を受けて本研究会の企画・運営を私が中心になって行ってきました。

今年度も引き続き日本心理学会に助成金申請をしたところ、採択されました。
このように4年連続して採択されたことは、本研究会の活動が評価され、期待されていることの証といえると思います。研究会メンバーにとっても大きな励みとなります。
今年度から研究会のメンバーとして、聖泉大学をはじめ大阪大学、神戸学院大学、静岡産業大学などを含む11の大学の研究者以外にも、中国のトップレベルの清華大学の研究者も加わりました。今後「公益社団法人日本心理学会助成の文化と心理学研究会」として一層発展させたいと考えています。

最近の世界における心理学の動向いわゆる第三の波として、文化と心理学の関わり領域が強調されています。「ひとつの心、多様な精神性」の原則を反映した「人間心理の文化的要因」が重視されつつあります。
私は聖泉大学の一教員として、これを機に聖泉大学の心理学研究活動の範囲を広げ、且つ質を高めることにさらに取り組んでいきたいと思います。そして、聖泉大学が「文化と心理学研究」の拠点になるように努めたいと思います。 

今後は、来る2016年に横浜にて開催される予定の国際心理大会(ICP2016)においても発表することができるように、研究成果をあげていきたいと考えています。

皆様のご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。