【保健師教育課程】米原市で「オーラルフレイル」の健康教育を実施しました
看護学部
米原市、長浜保健所で実習中の学生6名は米原市の近江地域福祉センターやすらぎハウスで「オーラルフレイル」について健康教育を実施しました。
健康教育が始まります「オーラルフレイル」とは口(オーラル)の状態が衰えている(フレイル)状態のことです。
むし歯・歯周病などによりしっかり噛むことができなくなると柔らかい食事が中心となり栄養が偏ります。その状態が続くと高血圧や糖尿病、要介護状態や寝たきりへと進む恐れがあり、予防活動が重要になります。
学生は、事前に米原市の高齢者の歯科検診受診率の低さや、受診結果に問題のある方が多いこと、住民さんに対する地域でのインタビューでブラッシング方法の指導経験が少ないことから、「ブラッシング方法」を中心にした内容を考えました。
クイズの答えは手をあげていただきます
クイズに答える住民さんの様子 クイズを出題して参加者と一緒に考えたり、写真や動画を用いたりして、ハブラシの持ち方やブラッシングの力の入れ方などを丁寧に説明し、最後には全員で食べ物を食べるときに必要な口腔機能を向上される「パタカラ体操」を行いました。
口腔機能の向上にパタカラ体操をお勧めします
参加者からも、好評で楽しい学びの機会となりました。