2023年度海外短期研修レポート(アメリカ・ミシガン)
看護学部
聖泉大学看護学部では、2023(令和5)年度からアメリカ合衆国ミシガン大学への海外短期研修をスタートしました。
初年度となる今回は、3回生・2回生の7名が9月上旬に9日間のプログラムに参加しました。
この記事では、現地での研修の様子をレポートします。
【研修場所】
【研修の主な内容】
研修期間中は5日間に渡り様々な施設を見学、また講義に参加させていただきました。
UMSN Clinical Learning Center(実習棟)見学
研修初日は、現地学生によるガイドで実習等を見学させていただきました。
UMSNの学生との交流の様子
ガイドの様子
身体の内部が3D化される機器
患者を見立てたドールも多様性を重視している
Pathophysiology course(病態生理学コース)の講義を受講
初めて英語による授業を受講
Nursing TherapiesⅢの講義を受講
Clinical Learning Centerにて実技演習を受講
心肺蘇生法について、各自演習をおこない、適切な心肺蘇生ができているのか、別室のモニターでチェックしてもらいます。
心肺蘇生の演習の様子
Nursing Seminarを受講
ディスカッション形式の授業を受講しました。
ミシガン大学で研究をされている元看護師のイカリさんの講義を受講させていただきました。
海外で働くことを決めた動機や、これまでの困難なことなど、多岐に渡ってお話いただきました。
海外で看護師になるにはどのようにしていけばいいのか、日本とアメリカの看護の違いなどについて、学生たちは積極的に質問をしていました。
JFHPとは、ミシガン大学家庭医療科のことで、ミシガン州に在留する日本人が母国語で安心して医療が受けられることを目的に、1994年に開設されました。
アメリカ人の患者も受信するので、英語と日本語でのコミュニケーション力が求められ、患者のニーズに応えられるように看護師や電話受付などのサポートスタッフも日本語で対応できるようになっています。
アナーバー市役所にて、アナーバー市のChristopher Taylor市長と面会し、歓迎のお言葉をいただきました。
本学学生代表からも挨拶を行い、和やかな雰囲気で面会が行われました。
挨拶をする学生代表
ミシガン大学で日本語を学習している学生と1対1でペアを組み、交流の時間を楽しみました。
今回は5日間の研修でしたが、異文化での生活を体験したり、異国の地で活躍されている日本人の方から話を聞けたこと、またアメリカで看護を学ぶ同学年の学部生との交流ができたこと、さらには生の英語を聞けたこと、日が経つにつれ少しずつ英語を理解できるようになったこと、授業に向かう姿勢に大いに感化されたこと、LGBTQなど多様性を重視するアメリカでの研修は、設備(患者ドールなど)にも多様性を求めていて今後の価値観に大いに参考になったこと、グローバルな観点から看護を見つめてもらい、言葉では言い表せない看護の感性を身につけてくれたものと思います。
聖泉大学国際交流センターは、今後も海外研修プログラムを希望する学生を支援していきます。
初年度となる今回は、3回生・2回生の7名が9月上旬に9日間のプログラムに参加しました。
この記事では、現地での研修の様子をレポートします。
【研修場所】
- アメリカ合衆国ミシガン州 ミシガン大学看護学部
University of Michigan School of Nursing - アメリカ合衆国ミシガン州 ミシガン大学
University of Michigan
【研修の主な内容】
- 施設見学/講義を受講
- Global Programs(日本人看護師との交流)
- Japan Family Health Program(JFHP)を見学
- アナーバー市長と面会
- ミシガン大学の学生との交流
1.施設見学/講義を受講
研修期間中は5日間に渡り様々な施設を見学、また講義に参加させていただきました。
UMSN Clinical Learning Center(実習棟)見学
研修初日は、現地学生によるガイドで実習等を見学させていただきました。
UMSNの学生との交流の様子
ガイドの様子
身体の内部が3D化される機器
患者を見立てたドールも多様性を重視している
Pathophysiology course(病態生理学コース)の講義を受講
初めて英語による授業を受講
Nursing TherapiesⅢの講義を受講
Clinical Learning Centerにて実技演習を受講
心肺蘇生法について、各自演習をおこない、適切な心肺蘇生ができているのか、別室のモニターでチェックしてもらいます。
心肺蘇生の演習の様子
Nursing Seminarを受講
ディスカッション形式の授業を受講しました。
2.Global Programs(日本人看護師との交流)
ミシガン大学で研究をされている元看護師のイカリさんの講義を受講させていただきました。
海外で働くことを決めた動機や、これまでの困難なことなど、多岐に渡ってお話いただきました。
海外で看護師になるにはどのようにしていけばいいのか、日本とアメリカの看護の違いなどについて、学生たちは積極的に質問をしていました。
3.Japan Family Health Program(JFHP)を見学
JFHPとは、ミシガン大学家庭医療科のことで、ミシガン州に在留する日本人が母国語で安心して医療が受けられることを目的に、1994年に開設されました。
アメリカ人の患者も受信するので、英語と日本語でのコミュニケーション力が求められ、患者のニーズに応えられるように看護師や電話受付などのサポートスタッフも日本語で対応できるようになっています。
現地で働くオオサキ看護師より、診察室や検査室、また患者からの病態を聴き取るオペレーター室などを案内していただきました。
4.アナーバー市長と面会
アナーバー市役所にて、アナーバー市のChristopher Taylor市長と面会し、歓迎のお言葉をいただきました。
本学学生代表からも挨拶を行い、和やかな雰囲気で面会が行われました。
挨拶をする学生代表
5.ミシガン大学の学生との交流
ミシガン大学で日本語を学習している学生と1対1でペアを組み、交流の時間を楽しみました。
今回は5日間の研修でしたが、異文化での生活を体験したり、異国の地で活躍されている日本人の方から話を聞けたこと、またアメリカで看護を学ぶ同学年の学部生との交流ができたこと、さらには生の英語を聞けたこと、日が経つにつれ少しずつ英語を理解できるようになったこと、授業に向かう姿勢に大いに感化されたこと、LGBTQなど多様性を重視するアメリカでの研修は、設備(患者ドールなど)にも多様性を求めていて今後の価値観に大いに参考になったこと、グローバルな観点から看護を見つめてもらい、言葉では言い表せない看護の感性を身につけてくれたものと思います。
聖泉大学国際交流センターは、今後も海外研修プログラムを希望する学生を支援していきます。