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【キャリア教育Ⅳ】多重課題演習に取り組みました

看護学部
10月25日(水)・26日(木)のキャリア教育Ⅳの授業において、4年生が多重課題演習に取り組みました。

1日目は内分泌病棟、消化器病棟における事例を基に、患者3名の疾患や治療をふまえて、ケアの優先順位を考慮したワークシートの作成についてグループで検討しました。

グループワークでは、既習の知識や技術、臨地実習での経験をふまえて、各々積極的に意見交換を行う姿が見られ、4年間の成長を頼もしく教員は見守っていました。

聖泉大学 看護学部 キャリア教育 多重課題
活発な意見交換の様子

2日目は、前日作成したワークシートを基にして、多重課題演習を実施しました。演習の場面では、教職員が一体となり、患者役、家族役、先輩看護師役に扮して、実際の病棟を再現し演習に臨みました。

聖泉大学 看護学部 キャリア教育 多重課題
多重課題演習に臨む学生①

発表グループは、事前に優先順位の確認や声掛けの内容、必要物品を準備しながら、緊張な面持ちで看護師役を実践していました。また、看護師役の学生は、想定していない患者の訴えや行動に戸惑いながらも、患者に真摯に関わろうとする姿勢が見られ、将来の看護師像が見えた瞬間でもありました。

聖泉大学 看護学部 キャリア教育 多重課題
多重課題演習に臨む学生②

演習後の振り返りでは、患者の状態から緊急性や重症性を見極め対応することや、患者の安全・安楽の視点、心理的なケアに配慮した看護実践の重要性を学ぶことができていました。

聖泉大学 看護学部 キャリア教育 多重課題
多重課題演習の振り返り