聖泉大学人間学部では、複数の研究室が持つ専門性を組み合わせた合同プロジェクトを展開しています。

7月20日（水）、合同プロジェクトの一環で池田研究室主体の統計ソフト講座が開催されました。計42名（学部生31名、大学院生2名、教員6名、既卒生3名）が参加し、各々がコンピュータを使って手を動かしながら学習を深めました。

COVID-19によって大学に来られないと、どうしても統計的分析は難しくなってしまいます。それは高価なソフトウェアを使っていることが一因です。この問題はフリーソフトを使うことで解決できます。無料で使えるソフトは色々ありますが、当日はExcelベースのHADおよびEZRを導入し、実際にHADでお試し用データを使って分析しました。

どんなソフトも使い方に慣れるまでは戸惑うものです。ですが参加者からは、「これなら有料ソフトを使わずに分析できそう」「思ったより簡単にできて驚いた」などとの声が聞かれました。最初のハードルを超えさえすれば、フリーソフトで統計することもできるでしょう。

今後もデータ分析に関する講座を開講予定です。近隣の高等学校の授業にいかがでしょうか。