別科助産専攻では、ウイメンズヘルス学の演習として、毎年看護学部の2回生の母性看護論の授業時間に、プレコンセプションケア（将来の妊娠やカップルそれぞれの健康に向けた保健指導）を行っています。

今年度は、“ハタチの大学生へのメッセージ”をテーマに、「加害者にも被害者にもならないために～デートDVについて知ろう！！」「ストップ！性感染症！～大切な人を感染させないために～」「自分らしい人生を歩む～予期せぬ妊娠を防ぐ～」の３つのグループに分かれて、それぞれ講義や演習を行いました。各グループとも、ロールプレイやクイズ、実技などを取り入れ、分かりやすく伝える工夫を凝らして企画、実施しました。

看護学部の2回生の皆さんは講義をとても集中して聞いてくださり、演習にも積極的に参加されていました。授業後には「ロールプレイやクイズが分かりやすかった」「とても貴重な経験ができ、正しい知識を得ることが大切だと思った」などの感想が聞かれ、別科助産専攻の学生にとっても、とても達成感のある貴重な体験となりました。今回の経験を次は8月のパパママクラスの運営に活かしていきたいと思います。