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【高大連携講座】八幡高等学校の2年生を対象とした講座を開催しました。

看護学部
聖泉大学と滋賀県立八幡高等学校との連携に関する包括協定書に基づき、聖泉大学看護学部の教員が看護系を選択している2年生29名を対象に「バイタルサイン測定と足浴(リラクセーション)」をテーマにした連携講座を行いました。

生徒は、基礎看護学領域の西山教授から、看護ケアに共通する技術(観察)として、バイタルサイン測定の重要性や方法、また足浴の様々な目的や方法の講義を受けました。特に足浴ではお湯の温度の違いにより、交感神経系・副交感神経系に影響を及ぼし、効果の違いについて講義を受け、その後2人ペアになり演習を行いました。

演習では、泡足浴・Y式足浴・座位足浴の3ブースに分かれて、看護師役・患者役を経験しました。
泡足浴では、泡の効果で汚れが取れ、皮膚の乾燥を防ぐことや、Y式足浴ではビニール袋や毛布で保温することで、身体各部位の温かさを体験しました。生徒からは、「心も身体もポカポカ温かくなり、とても気持ちよくリラックスできた」「患者の立場にならないと分からない気持ちを知ることができた」などの感想が聞かれました。

最後に大学の授業で行っているように、グループに分かれて学びの共有・発表をし、常に患者の気持ちを考えることの大切さなど、たくさんの気付きや学びがあったようです。

参加した生徒さん、ありがとうございました。