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八幡高等学校3年生に高大連携講座「高齢者の理解」を実施しました

看護学部
 10月のターミナルケアの講座に続き,今回は,八幡高等学校セミナーハウスで3年生43名を対象に,「高齢者の理解」を目的として「在宅看取り」をテーマに講座を実施しました.
 在宅看護領域の桶河華代講師による「在宅看取り」についての講義の後,「在宅で亡くなる本人の気持ち」「在宅看取りをする家族の気持ち」「在宅における看取りの意味」について,グループでディスカッションし発表してもらいました.講義後,学生からは「今まで看取りについて考えたことがなかったので,この時間に考えてみて,あまり死を身近に感じたことがなかったこと,少し遠ざけていたことに気づくことができた」「人を看取るということは,命の重みや尊さを知り,次の世代へとその人の命や気持ちをつなぐということなのではないかと思った」「死というものを看取りという形で身近に感じることの大切や,意味を知ることができた」などの感想が聞かれました.
 学生間で「死」について語る機会はなかなか無いようでしたが,「在宅看取り」の講座を通して,「死」について学びを深めていました.