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基礎ゼミD(臨床・発達心理専攻)」にて、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた授業を展開

人間学部
2回生を対象とした「基礎ゼミD(臨床・発達心理専攻)」では、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた授業を展開しています。

十数名の学生を3名から4名の小グループに分け、毎回一つのテーマについての深層心理学的意味や是非善悪等について議論・討論を行っています。

この授業では、伝統的座学にみられる一方通行的教授を目的とはしていません。また、全員で一つの考え方にたどり着くことを主たる目的ともしていません。

あるテーマについて想像し、自分の意見を持ち、仲間と共に語り合い、時に意見の対立を経験しながら、様々な事象について両面性や多面性、多義性があることを知り、学修に係る探究心を育むことを目的としています。

講義の冒頭では、テーマについての意見や考えを簡単に把握します。次に、異なる意見を持った学生が同じグループになるようグルーピングを行い、その後、小グループで議論・討論を行い、グループ毎の意見を板書しクラス全体で共有します。他のグループへの質疑を経て再び小グループで議論・討論を行うというサイクルを2回~3回繰り返します。

これまでのテーマは、「“枠”の深層心理学的意味」、「ウソの深層心理学的意味」、「心や精神を正常・異常で分けることができるのか?」、「入学試験、入社試験は必要か?」等々、多岐にわたります。

異なる意見を持った学生でグループを構成することで、毎回白熱した議論・討論が展開しています。

小グループでの議論・討論の様子
【小グループでの議論・討論の様子】

グループ毎の意見を板書し全体で共有
【グループ毎の意見を板書し全体で共有】

授業後の一コマ。皆さんお疲れ様でした!
【授業後の一コマ。皆さんお疲れ様でした!】