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布井助教が分担執筆した本が出版されました

人間学部
臨床・発達心理専攻の布井助教が分担執筆した本が出版されました。

Q&A心理学入門
Q&A心理学入門 生活の疑問に答え、社会に役立つ心理学

この本は、日常の素朴な疑問を心理学的観点から分かりやすく説明している本です。
以下が目次となります。
これらの疑問や応用可能性について、ただ回答するだけではなく、その背後にある心理学の基礎的な知見にも触れられている本です。

1章 日々の疑問に答える心理学
 Q1 「好み」はどのように形成されるのですか?   
 Q2 薬物で認知機能は向上できるのでしょうか?   
 Q3 顔を覚えるよい方法はありますか?   
 Q4 自己(セルフ)とはなんですか?   
 Q5 子どもの認知機能はどのように発達していきますか?   
 Q6 メタ認知とは,なんですか?―メタ認知と加齢に関する話―   
 Q7 子ども時代の思い出は,どこまで正確なのですか?   
 Q8 性格によって社会生活は変わりますか?   

2章 日々の生活に役立つ心理学
 Q1 自然災害の場面で,心理学は役に立ちますか?   
 Q2 心理学は防犯に役立つのでしょうか?   
 Q3 学校で困難を抱えている子どもに心理学は役立つのでしょうか?   
 Q4 障害のある人の支援に心理学は役立つのでしょうか?   
 Q5 心理学は,視覚障害者の助けになりますか?   

■コラム
 Column1 哲学から見た心理学  
 Column2 経済学×心理学  
 Column3 災害科学と心理学  
 Column4 英語教育・英語学習とモチベーションの心理学


布井助教は、この中の1章Q1「好み」はどのように形成されるのですか?を執筆しています。
「限定商品に惹かれるのはなぜか?」「慣れ親しんだものが好きなのか?新しいものが好きなのか?」といった購買場面などでよく見られる疑問についてや、好みが知らず知らずのうちに形成されているといった現象などについて解説しています。
目次内に気になる疑問があった方は、是非読んでいただければと思います。