精神看護学実習(12月)での学生の様子
看護学部
2024(令和6)年度の精神看護学実習が10/21(月)から始まりました。
5~10名の学生達(看護・3年)は、1~2グループに分かれて2病棟で実習するのですが、学内であまり付き合いのなかった学生同士が同じグループになることも多く、実習初日は学生間のやり取りにもぎこちなさが目立ちました。
「精神科病棟は暗くて患者さんは部屋に引きこもっているイメージ」「妄想にどのように対応して良いか分からない」と戸惑いながらの実習となりました。
カンファレンスでは、「受け持ち患者さんに『映画を発明したのは僕、テレビを発明したのも僕なんだ』と打ち明けられ、対応に困った」など、受け持ち患者さまとのやり取りに試行錯誤している様子が共有されました。「患者さんは認めて欲しいと思うので『すごいですね』と返すのが良いのでは?」「妄想を肯定するのはいけないと思う」など、カンファレンスでは自分の考えを発表しながら、実習での困りごとの解決方法をグループで検討します。
日々のカンファレンスは、他者の意見を聴くことで、正解のない看護について自身の考えを深める貴重な機会となります。そして、カンファレンスを通じ、グループ機能は向上し、グループメンバーに大きな成長をもたらします。
先週末で8クール中4クールの精神看護学実習が終了しました。精神科病院への就職を希望しない限り、この実習は、精神疾患患者さまとの最初で最後の関わりとなるかもしれません。2週間という短期間で、多くの学びを得られるよう、準備を整え、実り多い実習になることを願っています。
5~10名の学生達(看護・3年)は、1~2グループに分かれて2病棟で実習するのですが、学内であまり付き合いのなかった学生同士が同じグループになることも多く、実習初日は学生間のやり取りにもぎこちなさが目立ちました。
「精神科病棟は暗くて患者さんは部屋に引きこもっているイメージ」「妄想にどのように対応して良いか分からない」と戸惑いながらの実習となりました。
カンファレンスでは、「受け持ち患者さんに『映画を発明したのは僕、テレビを発明したのも僕なんだ』と打ち明けられ、対応に困った」など、受け持ち患者さまとのやり取りに試行錯誤している様子が共有されました。「患者さんは認めて欲しいと思うので『すごいですね』と返すのが良いのでは?」「妄想を肯定するのはいけないと思う」など、カンファレンスでは自分の考えを発表しながら、実習での困りごとの解決方法をグループで検討します。
日々のカンファレンスは、他者の意見を聴くことで、正解のない看護について自身の考えを深める貴重な機会となります。そして、カンファレンスを通じ、グループ機能は向上し、グループメンバーに大きな成長をもたらします。
先週末で8クール中4クールの精神看護学実習が終了しました。精神科病院への就職を希望しない限り、この実習は、精神疾患患者さまとの最初で最後の関わりとなるかもしれません。2週間という短期間で、多くの学びを得られるよう、準備を整え、実り多い実習になることを願っています。