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10月12日(火)ジョブメソッドで企業講演①を開催しました

人間学部
 10月12日(火)3限目、人間学部3年生の授業「ジョブメソッド」で企業講演を開催しました。「企業講演」とは、学生のみなさんに「働くというのはどういうことか、働く中での仕事のやりがいは何か」を知ってもらうために、現在、社会の第一線で活躍されている企業の方をお招きして講演していただくものです。今回は、3回実施する中の第1回目です。講師は、彦根市に本社がある株式会社「GALLERY空」の代表取締役である青池貴司(あおいけたかし)氏にお願いしました。
 講演のテーマは「私の仕事のやりがい、業界のおもしろさ」です。
青池氏は、地元彦根のご出身で、工業高校卒業後、大手企業に就職し、コンピュータエンジニアとして数年間勤めたのち、大手ハウスメーカーへ転職しました。その会社では、トップセールスの成績を上げるほどの活躍をされました。その後、地元工務店を経て、平成24年、注文住宅専門の株式会社「GALLERY空」を設立されました。ここでも青池社長はその経営手腕を思う存分発揮され、現在、「GALLERY空」社は滋賀県内で注文住宅のトップメーカーの一つとなっています。
しかし、ここまでの道のりは決して順風満帆ではなく、就職氷河期、2000年問題、リーマンショック、3.11(東日本大震災)を経験し、まるで「ジェットコースターに乗っているような気分ばかりだった」と話してくださいました。
このような経緯-転職を決断した理由やその節目節目で考えたこと-を淡々と、時には笑いを交えて話してくださったことが印象的でした。また「どんな状況であっても、立ち止まってしまったらもう前には進めない。たとえどんなに苦しくても、とにかく1歩でもいいから前に進むことを考えて仕事をしてきた」というお言葉が心に残りました。
講演後、学生の質問にも丁寧にわかりやすく答えてくださり、学生にとっても非常に有意義な時間であった思います。
 ジョブメソッドでは引き続き、滋賀県スポーツ協会、地元企業の方を講師にお招きして、講演を開催します。学生のみなさんには、社会人の方の「生の声」を聞く絶好の機会としてもらいたいと思います。