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老年看護学実習Ⅱが始まっています

看護学部
老年看護学実習Ⅱが、昨年の10月より開始となっています。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、各実習施設の方々のご理解とご協力をいただき、臨地(病院)での時間を縮小し実習を行っています。

臨地(病院)では、高齢患者さんを1名受け持たせていただき、受け持ち患者さんの全体像を捉え、看護の課題を導き出し、その課題に対して様々な援助を行っています。学内では、患者さんの理解を深める時間とし、その方の望みや思いを汲み取り、高齢患者さんの強みを活かしたより良い看護が展開できるよう学習を進めています。また、自主的に看護援助技術の練習を行う学生もおり、限りある時間の中で実習がより良いものとなるよう取り組んでくれています。実習最終日には、実習を通して学んだことについてグループ毎に発表し、その人の本当の思いを汲み取り、尊重することの重要性や多職種と連携しながら看護を行う必要があること等、高齢者が望む暮らしを支える看護について学生間で共有し、さらに学びを深めています。

例年と比べて臨地(病院)に行く日数は少なくなっていますが、臨地(病院)での経験を通してより多くの学びが得られるよう実習を進めていきたいと思います。