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脇本忍准教授、京都新聞連載心理学コラム、今回のテーマは「アンダードッグ効果」です。

人間学部
不利な状態であったり、長年の努力が報われない苦しい不幸や悲運を背負っていれば、
なんとか助けたくなり、にわかファンになったりすることをアンダードッグ効果と呼びます。

悲劇のヒーローやヒロインが人気なのは、その不遇さに心が魅かれるからでしょう。
アンダードッグ効果に陥りやすい人は他者への共感性や感受性が高く、
なんらかの辛苦をなめた経験がある人なのかもしれません。