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日本心理学会「文化と心理学研究会」第11回講演会が本学で開催されました

人間学部
 2018年1月24日聖泉大学で日本心理学会「文化と心理学研究会」第11回講演会が開催されました。
 ホスピタリティ・マネジメントの学術研究の第一人者 、ホスピタリティ学会会長 服部勝人先生をお招きして、「多様化社会におけるホスピタリティ -web社会のコミュニケーション-」をテーマに講演をして頂きました。
 講演は、社会の構造変化、ホスピタリティとサービス概念の違い、「相互性原理」、コミュニケーションにおけるホスピタリティの概念を中心に話していただきました。
 まとめとして生活や社会の至る所にコンピュータが存在し、いつでもどこでも誰でもアクセスが可能なネットワーク環境「ユビキタス社会」と、人と人の相対関係が多様化した共創や共育を生む「ホスピタリティ社会」のバランスの重要性を強調されました。

 当日の参加者は90数名で大盛況でした。また参加者からは以下のような感想を頂きました。
 「ホスピタリティを大事にし、助産師として働きたい。目配り、気配り、心配りをモットーに、
  看護ケアをしていきたい。」
 「将来コーヒー屋をやりたいので、もっとホスピタリティの勉強をしたい。」
 「将来ほとんど機械化していくということを聞いて驚きました。ほとんど機械化したらどうなるだろう。
  まわりの人と共創し助け合いながら生きていきたい。」
 「服部さんの講演は今まで聴いた講演の中でも独特で、話に引き込まれました。」
 「昨年1年程、学生との地域内交流を開催していました。
  今後地域の活性化と共育にお互いに共創できればうれしい。」
 「人間性について学ぶことが多く、また考えさせることもたくさんあった。人は人と関わりをもって、
  (心の)痛みなどをしっかり身に感じ、成長していくことが大事だと改めて学んだ。」
 「相互関係においても、相互の思いやりがとても大切であると改めて感じました。」
 「機械化している社会の中で、人と人のコミュニケーションやホスピタリティを大切に働きしていきたい。」
 「セルフ・マネージメントが大切だという話がとても印象でした。」
 「普段聞くことのできないお話がたくさん聞くことができて、とても楽しかった。」
 「感動がないと、リピーターがこないというのは、なるほどと思いました。」
 「一番印象に残ったことは、講演会の初めにした挨拶です。立って一礼して挨拶するなど、
  高校生の時以来だったので、すごく懐かしく感じ、とても印象に残りました。」

 今後、学生に外部の先生による講演を聞く機会を設けて、学問の視野を広げてもらいたいと考えています。