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【地域看護学実習】「高血圧とストレスのひみつ ~快適な生活を~」をテーマに健康教育を実施しました

看護学部
彦根市で行う地域看護学実習、第4週目は、学生が取り組んだ成果を発表する機会に恵まれました。
彦根市の特定健診有所見、生活習慣病における基礎疾患の医療費比較から高血圧に関する健康教育を考えました。

高血圧の原因は塩分の摂りすぎや運動不足などが挙げられますが、今回の学生はストレスに着目し、日常生活でのストレスと上手に付き合いながら高血圧を予防するための取り組みを提案しました。
まず、参加する高齢者の皆さんに対して高血圧の原因の問いかけや暮らしの中で起こる不安やイライラの確認を行った後に、ストレスが血圧を上昇させる仕組みについてお話ししました。その後、ストレスを解消する一つの方法として身体のストレッチを紹介し、参加者と一緒に取り組みました。身体のストレッチと同時に、両手を使った体操や、赤と白の紙を挙げる旗揚げを行うことで脳のリフレッシュにも取り組みました。

彦根市の開出今会館では、月1回、皆さんが集まり健康づくりについての学習や取り組みを行っておられます。学生は健康教育を実施する2週間前に対象者の理解と把握のために、代表者の方とお話しする機会をいただき、参加される住民の健康に対する思いを聞かせていただき、1週間前には現地に出向き、実施する会館を確認しました。

健康教育の内容については、実習指導者の前でデモストレーションを行って助言をいただき修正し、当日をイメージした準備としては、大学内で他領域の先生方の前で練習を重ねてきました。健康教育を実施後には、参加者の皆さんから「楽しかった」「家でも取り組んでみます」など嬉しい言葉をいただき、地域で行う健康づくりへの取り組みの大切さを学びました。

ストレスと高血圧の仕組み
【ストレスと高血圧の仕組み】

毎日の暮らしで起こる不安やイライラはありませんか
【毎日の暮らしで起こる不安やイライラはありませんか】

両肩を挙げて身体のストレッチを行います
【両肩を挙げて身体のストレッチを行います】

赤と白の旗揚げで脳のリフレッシュ
【赤と白の旗揚げで脳のリフレッシュ】