2月11日(火)に人間学部4回生桐山茉衣さんと佐藤由衣さんが、専門演習C・Dで取り組んだ研究成果を、近江八幡市内にある美容室B.P.K.で発表しました。
2人は、美容室B.P.K.の掲げる「キレイから世界平和」というテーマと、「美容室で施術⇒心の安らぎ⇒穏やかな家庭⇒安心できる社会の実現」というコンセプトに共鳴し、それを科学的に立証したいと考えました。
発表のタイトルは「美容室でのストレス．気分度合い調査」で、美容室B.P.K.の協力を得て、お客様46名を対象に唾液アミラーゼの測定や心理検査を行いました。その結果、美容室での施術後は爽快感が向上し、緊張と興奮・疲労感が・抑うつ感・不安感が改善するとともに、ストレスが低下する傾向にあることを明らかにしました。
発表当日は、美容室B.P.K.の朝のミーティングに参加して、社長やスタッフの前で研究結果のプレゼンを行いました。2人は「美容室はカットや美容を行うだけではなく、町の癒しスポットとしての機能もあわせ持つことができる」、「キレイから世界平和を、決して掛け声だけで終わらせないでほしい」と訴えました。
社長の四谷氏やスタッフからは、「私たちの抽象的な掛け声が、こんなに見事に数値化できるとは思わなかった」、「仕事に対するモチベーションが高まった」、「美容という仕事に誇りが持てる」、「夏休み中、店に何日も通って研究する姿勢に、こちらまで元気づけられた」等の感想をいただけました。