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日本人間性心理学会 第32回大会に参加しました

2013年度
<人間学部>

平成25年9月14日(土)~16日(祝)に大正大学を会場に開催された日本人間性心理学会第32回大会に本学の押岡大覚講師が参加しました。

[日本人間性心理学会に参加して] 押岡 大覚 講師
今大会は、「コミュニティを元気にする!」をテーマに開催され、「コミュニティ・ウェルネス・フォーカシング」の創始者の一人でもある、パトリシア・オミディアン博士をお招きしての講演会及びシンポジウムも開催されました。シンポジウムに参加し、"地域の力""コミュニティの力"という視点から、多くの知見を得て、そして、考えさせられました。 自身は、澤木 秀介氏(臨床心理士:医療法人社団透光会 大栄病院)との連名で「自己臭恐怖に対する体験モデルを指向した心理面接-登校困難に陥った女子高校生の事例-」について研究発表を行いました。一事例からの記述となりますが、本事例における自己臭恐怖の軽快は、現象-症状や心理検査の結果等-を感じる"主体の感じ方の変化"によるものと考えられました。この知見を、今後の臨床に活かしていきたいと思います。
最後になりますが、座長をお引き受けいただいた福盛 英明先生(臨床心理士:九州大学)をはじめ、学会運営スタッフの皆様、台風18号が猛威を振るう中、最終日朝一番の研究発表にも係わらず会場まで足を運んでくださったフロアーの諸先生方に、厚く御礼申し上げます。

澤木氏(写真左)と連名で研究発表を行いました

澤木氏(写真左)と連名で研究発表を行いました