看護学部2年次に履修する小児看護技術論Ⅰでは、「健康な子どもの遊び」について3回の演習を行いました。
演習の最終回は、「聖泉看護夏祭り」と題して、近隣の保育園児を招きました。学生は、9つのグループに分かれ、"身体を使った遊び""創造性がある遊び""ルールがある遊び"のテーマに基づきお店を考えました。
当日は4歳児と5歳児クラスの子どもたち31名が来て下さりました。暑さの中で準備をしていた学生たちは、手をつないで歩いてくる子どもたちの姿に一気に暑さがふっとび、皆笑顔になっていました。初めはお互いに緊張していましたが、遊びを通して徐々に打ち解け、子どもたちの笑顔と元気な姿を見ることができました。
学生からは、「子どもたちが喜んでくれるか不安でしたが、笑顔が見られてよかった。」「子どもたちは何をするにも全力。」「4歳児と5歳児の１年はとても大きな成長の違いがあることがわかった。」「グループのメンバーの新たな一面が見られて良かった。」などの声が聞かれました。子どもたちは、学生が心をこめて作ったご褒美を手作りかばんに入れ、元気に帰っていきました。９月には保育園実習があるので、今回の学びをさらに深めて欲しいと思います。