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ピアヘルパー研修会実施 人間学部

2011年度


8月29・30日、人間学部人間心理学科の学生を対象とした「ピアヘルパー研修会」を実施しました。
この研修会は、一定のカウンセリング技術を身につけた学生に認定される「ピアヘルパー資格(日本教育カウンセラー協会認定)」取得を目指し、毎年2回、夏と冬に実施され、聖泉大学人間学部人間心理学科が設立された当初からずっと継続して行われている研修会で、今回で第16回目となります。
今回の研修の内容は、「構成的グループエンカウンター」の手法を用いて、ありたいように自己と他者と触れ合い、自己理解と他者理解を促進することの大切さを学びました。
今回は、はじめて構成的グループエンカウンターを体験する学生もおり、研修会で初めて出逢った人々と共に研修が行われました。
参加者は、日常生活から隔離された空間の中で、共感的な集団を形成し、自己や他者の感情と向き合います。進行役(リーダー)を中心として、時には感情的な自己開示がなされる場面もありますが、専門のカウンセラーに見守られながら、「シェアリング」や「傾聴」などのエクササイズを進めていきます。最後は、参加者同士がメッセージを送りあうことで、共に学んだことを振り返り、2日間の研修を無事に終えました。

ピアヘルパー研修会の参加学生たち


ピアヘルパーとは?

"Peer"は「仲間」、"Helper"はもちろん
「助ける人」。ですから、ピアヘルパーは直
訳すれば仲間を助ける人という意味です。
青年や学生なら誰でも遭遇する問題の相談
相手になる、あるいはピアグループ(たと
えば各種サークルなど)の世話役をつとめ
るのがピアヘルパーの活動許容範囲です。