お知らせ

新年のごあいさつ

お知らせ
皆さんあけましておめでとうございます。
まずは、改歳を寿ぎ、本年も真福あることを衷心よりご祈念申し上げます。
昨年は、3年続きのコロナ禍に加え、ロシアによるウクライナ侵攻により、世界中の経済や社会生活に深刻な影響を及ぼし、日本でも急激な物価高で、年を越すにも大変な状況でした。

本学も、教育・研究をはじめ、社会貢献活動において、学生の皆さんはもとより、教職員にも多大な負担がかかり、厳しい試練に立たされた年でしたが、互いに努力し、無事乗り越えられたことに敬意とねぎらいを送りたいと思います。

一方、「私立大学倒産の時代」と言われる今日、本学も、大変厳しい状況にあるため、ガバナンスの強化に努め、財政の健全化、中期計画の策定、制度改革など、差し迫った課題に真摯に取り組み、「本学ならではの価値」を明確にすることにより、乗り切れる目途がつきました。

また、教育研究環境の整備にも注力し、一昨年は体育館の改修と築山の改良工事を行い、昨年は本館の大規模改修を行いました。
間もなく完工予定ですが、この春には、築山に植栽したスイセンが満開になり、改修されたキャンパスを引き立たせ、新入生を迎えることが出来ます。

このように、本学が時代や環境の変化に即応し、より一層、教育や研究の充実に取り組むことにより、かけがえのない大学として、持続可能な発展が可能になると思います。

しかも、今年は、「癸卯」(みずのとう)年です。
癸卯は、「これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍する年」という縁起の良い年です。

今年も、重要かつ困難な課題や問題に直面するでしょうが、建学の精神である「人間理解と地域貢献」をモットーに、目的や思いを1つに、力強く生きることのできる総合力を培い、外見よりも実質を大切にする大学として、大きく飛躍できるよう、引き続きのご支援ご協力をお願い申し上げ新年のご挨拶といたします。

令和5年1月4日
学校法人聖泉学園 理事長 國松嘉仲