学校法人聖泉学園は、聖泉大学人間学部における令和６（２０２４）年度以降の学生募集停止を、令和４（２０２２）年８月４日開催の理事会にて決定いたしました。

　聖泉大学は、昭和６０（１９８５）年に短期大学として開設し、平成１５（２００３）年の４年制大学への移行の際、人間学部人間心理学科を設置いたしました。
　その後、平成２３（２０１１）年に看護学部看護学科の開設、さらには、平成２７（２０１５）年に大学院看護学研究科と別科助産専攻を開設し、「人間理解と地域貢献」を建学の精神に掲げ、地域に根差し地域に貢献できる人材の育成に取り組んできました。

　しかしながら、人間学部においては、開設以来定員確保に苦慮し厳しい状況に置かれていることから、今後、継続した定員充足は極めて困難であると判断し、今回、令和６（２０２４）年度以降の学生募集停止を決断いたしました。

　在学中の人間学部学生には、すべての学生が卒業に至るまで、充実した学生生活が送れますよう、現在の教育環境を継続し、進路・就職支援を行ってまいります。また、卒業生の皆様に対しましても、これまでどおり聖泉大学において組織的に対応いたします。

　なお、聖泉大学看護学部、大学院看護学研究科、別科助産専攻につきましては、今後一層の教育内容の充実を図り、発展させていく所存でございます。教職員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きご支援・ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

　関係者の皆様方には、これまでの人間学部の教育・研究活動へのご理解ご支援に対しまして、心から御礼申し上げますとともに、今回の決定につきまして何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。