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+シリーズ キャリアデザイン 第2回 社会人基礎力を鍛えるしかけ

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今回は、日本のキャリアデザインの話から始める。あなたは経済産業省が提唱している「社会人基礎力」というものを知っているだろうか。社会人基礎力というのは「職場や地域社会で多様な人々と仕事をして行くために必要な基礎的な力」のことだ。つまり、一人の仕事人として社会の中で生きていくために必要な基礎的な能力であり、社会に出る前に身につけておくことが想定されているものである。

もう少し詳しく見てみよう。この社会人基礎力は、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力から構成されている。そして、それら3つの能力は細かく12の要素にわけられて定められている。例えば、前に踏み出す力では「主体性」、「働きかけ力」、「実行力」などが能力要素として想定されているという感じだ。

 

経済産業省ホームページより


さて、この社会人基礎力がどのくらい育っているかはどうやってわかるのだろうか。それを明らかにするための検査として河合塾と株式会社リアセックが「PROG」というテストを開発した。このテストはコンピテンシーと呼ばれる「周囲の環境と良い関係を築く力」とリテラシーと呼ばれる「実践的に問題を解決に導く力」の両方を測定できるように作られているため、社会に向けての成長度合いが幅広く測定できるようになっている。聖泉大学ではこの開発主である株式会社リアセックとタッグを組み、1年から4年までPROGテストを実施している。



このテストは単なる確認作業だけではない。終わった後には個人報告書が作成され、自分の長所と短所を明らかにして、その後の学びの計画を立てることができるのだ。その主な学びのプログラムは、心理学の専門課程の授業群と本シリーズ第1回(http://www.seisen.ac.jp/news/23158)でご紹介したキャリア関連科目の授業である。

このように聖泉大学でのキャリアデザインには隠されたしかけがたくさんある。次回からはそれらを1つずつ具体的に紹介していくことにしよう。