看護学部2年生の「小児看護援助論Ⅰ」において、学生たちは子どもの成長・発達を理解し、「乳児」「幼児期前期」「幼児期後期」の各段階に応じた発達を促すおもちゃを作製しました。

今回、その成果を発表するために「おもちゃの展覧会」を学内で開催し、学生・教職員が自由に見学しました。


学生たちは、それぞれの発達段階で育まれる能力に着目しながら、素材や色彩、安全性、興味を引き出す工夫を取り入れ、遊びを通して成長を支える視点を大切にして作製しました。

展覧会に訪れた学生は、「おもちゃ紹介シート」を用いて、おもちゃのねらい・特徴・遊び方・成長・発達との関連について互いに説明し合い、学びを深めました。


どのおもちゃからも学生の独自性と工夫が感じられ、来場者からは「かわいい、楽しく遊べそう」　「子どもが遊ぶ姿が思い浮かぶ」　といった感想が寄せられました。

学生からは、「安全に配慮したおもちゃ作りの難しさを実感した」「友人の作品から新たな視点を得ることができた」など、多くの学びと気づきが報告されました。

今回の「おもちゃの展覧会」は、知識と創造性を結びつけた体験的な学習の機会となり、学生にとって大変有意義な時間となりました。

これからの実習等において、作製したおもちゃで実際に子どもと楽しめる機会があればと思います。


本学では今後も、実践を通して学びを深める教育活動を積極的に推進してまいります。