聖泉大学 人間学部

人間学部長 李 艶

聖泉大学人間学部は設置以来、「人間理解と地域貢献」という本学の建学精神のもとで、「自ら考え、行動する能力」と「他者を尊重・理解する能力」を併せ持つ「人間力」豊かな学生の育成を目指し、地域にて活躍できる人材の育成に全力に努めています。これからもこの役割を鋭意果たして行きたいと思います。

大学とは、この語彙のごとく大いに学び大いに成長するところです。そのために各教員は、教育面では在学生の個別の相談・指導についても積極的に取り組んでいきます。また、授業などの指導場面においても、これまで行ってきたさまざまな指導法(講義法、読書法、プログラムド・インストラクション法、実験法、見学・観察法、ペーパーテスト法、PBL、事例研究法など)について、さらに改善を加えながら実践・実行していきたいと思います。また、ICTの活用に加えて、論理的思考力やコミュニケーション能力を育成するディベートの導入も積極的に行いたいと思います。その際各教員はこれまでの教育・研究経験を活かし、学生一人ひとりの希望やニーズにもできるだけ対応するように努めたいと思います。

学生の皆さん、知的好奇心をもって、いろいろな方面にアンテナをめぐらして、たくさんの知識や能力を身に着け、自分自身を高め、大きく成長し社会に羽ばたいていかれることを目指して励んでください。

私の信条の一つは、孔子の「為人師表」ということです。この意味は、教師は須らく学生の手本とならなければならないということです。そのために私ども教員の一人一人は、学生の皆さんに専門の知識を伝えるだけでなく、自分の言葉や態度や行動などを含めた全人格をもって教育指導に邁進していきます。

人間を理解し、地域社会に貢献できる、人間力を備えた人材の育成を

人間学部では、「自ら考え、判断し、行動する能力」と「他者を尊重・理解し、関係を構築する能力」を「人間力」と位置づけ、人々の心理や社会における人間関係を学ぶことから、人間を理解し、地域社会に貢献できる人材を育成する教育を実践しています。

“ひと”と“社会”を知り、「人間力」を育むということ

高度化・多様化する現代において、本当に必要とされているもの、それは人間に対する深い理解です。「人を知る」ためには、「こころ」に目を向け、科学的なアプローチから「こころ」の動きを理解する必要があります。人間学部では、「自ら考え、判断し、行動する力」と「他者を理解し、自分の思いを表現できる力」を「人間力」ととらえ、人々の心理や社会における人間関係を学び、自己を育てる教育を実践しています。

特色ある心理領域の学び

臨床・発達心理領域

臨床・発達心理領域
こころの問題を解決するために他者を受容し、自己を深く理解する力を育てます

健康運動心理領域

健康運動心理領域
「よりスポーツを楽しめる人と地域をつくる」がメインコンセプト

ビジネス心理領域

ビジネス心理領域領域
企業や地域で、心理学を応用したビジネス提案ができる人材を育成します