聖泉大学 人間学部

人間学部 教員紹介

木村 大樹(KIMURA Daiki)

木村 大樹
講師 博士(教育学)


Message
人を知り、自分を知るとはどのようなことでしょうか。何かの枠組みがあると考えやすいですが、枠組みに当てはめるとその人が見えなくなります。
人や自分のこころについて、体験を通して、一緒に考えていきましょう。

専門分野

臨床心理学
心理療法

所属学会等

日本心理臨床学会
日本箱庭療法学会
日本パーソナリティ心理学会
日本質的心理学会
日本精神病理学会

主な担当科目

教育・学校心理学
心理的アセスメントII
卒業研究I・Ⅱ
心理演習
心理実習
専門演習A・B・C・D
プロジェクト演習A・B・C・D
母性の心理・社会学(別科助産科)
ヘルス・コミュニケーション学(別科助産科)
発達心理学(大学院看護学研究科)

研究テーマ

自閉スペクトラム症およびその傾向のある人の対人不安(社交不安、対人恐怖)

研究内容

発達障害の一つである「自閉スペクトラム症」やその傾向のある人(いわゆる「グレーゾーン」の人)は、日々の生活の中で人と接する際に不安や緊張を感じることが多いです。そのような体験を、当事者本人の体験から心理学的に明らかにする研究をしています。

研究内容キーワード

自閉スペクトラム症 対人不安 箱庭療法

主な著書・論文

 

著書

1自閉スペクトラム症の対人不安――語りから探る「自己意識」単著令和4年10月創元社

学術論文

1箱庭療法の見守り手の体験の質的研究―臨床家と非臨床家の違いから単著平成24年3月京都大学教育学部提出卒業論文(未公刊)
2「猫女」を読む(上)精神分析理論を中心に共著平成26年3月京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター紀要 第17号 pp.104~117
3ASD型の被害的認知に関する研究―場面想定法とTATを用いて単著平成27年3月京都大学大学院教育学研究科提出修士論文 (未公刊)
4Winnicott, D. W.の『子どもの治療相談面接』を読む(2)共著平成27年3月京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター紀要 第19号 pp.37~49
5自閉症スペクトラム障害型の“リアリティのなさ”に関する文献展望 (査読付)単著平成28年3月京都大学大学院教育学研究科紀要 第62号 pp.323~334
6裏切られる体験についての心理臨床学的考察(査読付)単著平成29年3月京都大学教育学研究科紀要 第63号 pp.55~66
7初学者の経験から考える心理療法の導入について(2) ――アセスメント面接共著平成29年3月臨床教育実践研究センター紀要 第20号 pp.63~74
8特別養護老人ホームにおける認知症高齢者の継続的な箱庭制作について――見守り手との関係性を中心に (査読付)共著平成29年3月箱庭療法学研究 第29巻第3号 pp.51~64
9高校生のLINEでのやりとりに対する認知に現代青年の友人関係特徴が及ぼす影響 (査読付)共著平成29年7月パーソナリティ研究 第26巻第1号 pp.76~88
10非定型発達特徴を持つ子どもとのプレイセラピー――土台の確立からTh.との戦いへ (査読付)単著平成29年8月遊戯療法学研究 第16巻第1号 pp.27~37
11家族の問題で来談した中年期女性との面接過程単著平成29年11月臨床心理事例研究(京都大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要) 第44号 pp.84~92
12箱庭療法における見守り手の体験過程に関する予備的研究――臨床家と非臨床家の違いも踏まえて単著平成30年3月臨床教育実践研究センター紀要 第45号 pp.58~68
13LINEの既読をめぐる葛藤場面における青年の心理の特徴――年齢と性別の観点から(査読付)共著平成31年4月心理臨床学研究 第37巻第1号 pp.16~28
14深層心理学における対人不安に関する文献展望単著平成31年4月仁愛大学附属心理臨床センター紀要 第14号 pp.29~42
15自閉スペクトラム症傾向の高い大学生の対人不安の特徴――自尊感情と公的自己意識との関連から(査読付)単著令和元年11月パーソナリティ研究 第28巻第2号 pp.97~107
16自閉スペクトラム症およびその傾向を持つ人の対人不安単著令和2年2月仁愛大学研究紀要人間学部篇 18号 pp.49~61
17対人不安の時間-空間的レベル別文献展望と心理学的概念化単著令和2年4月仁愛大学附属心理臨床センター紀要 第15号 pp.35~45
18Development of categories to analyze sandtrays based on cases of Sandplay Therapy for elementary school students with neuroses.(抄訳)箱庭作品分析カテゴリの開発――神経症圏の小学生の公刊箱庭療法事例を基に(査読付)共著令和3年7月箱庭療法学研究,34(1),65-78頁および79-90頁
19自閉スペクトラム症の対人不安に関する心理臨床学的研究単著令和3年7月博士論文(京都大学大学院教育学研究科提出)
20不安の基盤と自閉スペクトラム症の「不安とは言えない不安」単著令和4年3月聖泉論叢,29号,67-78頁.
21優れた競技レベルのモルック選手における投てき動作の運動学的特徴――矢状面からの事例的検証共著令和5年3月聖泉論叢,30号,79-94頁

その他

(学会発表)
1いわゆる発達障害“グレーゾーン”の子どもとのプレイセラピーにおける斑(まだら)性平成28年8月日本遊戯療法学会第22回大会 口頭発表(天理大学)
2箱庭療法作品の分類の試み――内容と形式の二側面から平成30年10月日本箱庭療法学会第32回大会 口頭発表(新潟青陵大学)
3自閉スペクトラム症傾向を持つ大学生の対人不安の特徴――非定型の対人不安を理解する概念令和元年6月心理臨床学会第38回大会 口頭発表(パシフィコ横浜)
4A Meta-Analysis of Japanese Clinical Cases of Sandplay Therapy: An Exploratory Study of Establishing Assessment Tool of Sand Trays.(日本の箱庭療法事例のメタ分析――箱庭作品評定尺度の開発に関する探索的研究)令和元年9月25th Congress of the International Society of Sandplay Therapy. Oral presentation. (Berlin, Germany).
5自閉スペクトラム症者の対人不安に関する質的研究――解釈的現象学的分析による要因の探索令和3年11月日本心理臨床学会第39回大会 口頭発表(オンライン)
6自閉スペクトラム症者の自己意識――対人不安の語りとバウムテストから令和4年10月日本精神病理学会第44回大会 口頭発表(オンライン).(臨床精神病理,43(1), 85掲載)
(翻訳)
1Wong, Wei-Kwan (2021). An initiation of one’s motherhood: The weaving work of Self manifested in Sandplay process. 木村大樹(訳).母親になることへのイニシエーション――箱庭療法過程に現れた自己を織り上げる作業.令和3年3月箱庭療法学研究,33巻3号,pp.81~90