聖泉大学 人間学部

人間学部 教員紹介

池田 龍也(IKEDA Tatsuya)

池田 龍也
講師 博士(心理学)


Message
学問の芽は、身近なところにあります。聖泉大学でその芽を見つけ、一緒に花を咲かせましょう。

専門分野

臨床心理学
異常心理学
精神トラウマ科学

所属学会等

日本心理学会
日本トラウマティック・ストレス学会
日本パーソナリティ心理学会
日本発達心理学会
日本心理臨床学会
日本学校メンタルヘルス学会

主な担当科目

感情・人格心理学
発達心理学
心理的アセスメントI・II
臨床心理学概論
心理学概論(看護学部)
心理演習
心理実習
ヘルス・コミュニケーション学

研究テーマ

解離現象に関する定量的研究

研究内容

解離現象の発生について研究しています。解離現象の病的な姿として、一般に心因性の記憶喪失や多重人格が知られています。実は、程度の差こそありますが、私たちには解離する力が備わっています。ですから、解離が生じるのは自然なことだと言えるでしょう。ですが意図せず解離現象が発生したり、しつこく解離現象が現れたりすることがあります。そうすると日常生活で色々と困ってしまいます。私は「どのような条件が揃えば解離現象が発生しやすいか」「どうすれば解離に振り回されずに生活できるか」を明らかにするため、定量的研究に取り組んでいます。

研究内容キーワード

解離 トラウマ 感情 量的研究

主な著書・論文

著書

1世代継承精研究の展望: アイデンティティから世代継承性へ共著平成30年10月ナカニシヤ出版
2小学校教育用語辞典共著令和3年5月ミネルヴァ書房

学術論文

1関係性の持ち方と解離傾向の関連―正常解離の下位機能における性差に関する基礎研究―共著平成24年3月広島大学大学院教育学研究科心理臨床教育研究センター紀要, 10, 5-20
2非外傷性の解離における生起要因および緩衝要因の検討―解離と心の傷をつなぐものは何か―単著平成25年3月修士論文(広島大学)
3解離と外傷体験の関連性に関する動向と展望―解離の発現因をめぐって―共著平成25年12月広島大学大学院教育学研究科紀要 第三部 (教育人間科学関連領域), 62, 125-134
4思春期の息子との関わりに悩む母親との保護者面接過程単著平成26年3月心理教育相談事例研究, 12, 1-8
5トラウマと心の傷に関する研究の動向と展望―何が人を傷つけ苦しめるのか―共著平成26年3月広島大学心理学研究, 13, 91-105
6結婚を機に障害者の同胞となった女性の介入による障害者家族レジリアンスの回復過程共著平成27年3月広島大学心理学研究, 13, 91-105
7自我機能類型と夢内容の探索的検討共著平成27年3月広島大学心理学研究, 14, 39-57
8解離性体験尺度の因子構造の検討―解離の下位機能をめぐって―共著平成27年3月広島大学心理学研究, 14, 59-69
9比較的軽度なストレッサーと解離性体験の関連―ポジティブな対人認知の影響について―(査読付)共著平成27年7月パーソナリティ研究, 24(1), 91-93
10知覚されたサポートは外傷体験の影響を緩衝し得るか―外傷後ストレス反応と解離傾向に着目して―単著平成27年12月広島大学大学院教育学研究科紀要 第三部 (教育人間科学関連領域), 64, 105-112
11メタ分析による解離と外傷体験における関連性の再検討―解離を引き起こしやすい外傷体験とは何か―(査読付)共著平成27年12月トラウマティック・ストレス, 13(2), 171-187
12青年期における愛着と親以外への依存性―愛着は対人関係の鋳型なのか―共著平成28年3月広島大学心理学研究, 15, 1-16
13青年期における死の不安と精神的健康の関連―死の不安への対処方略に焦点を当てて―共著平成28年3月広島大学心理学研究, 15, 109-128
14大学生の学校嫌悪感と怠学傾向および居場所に関する検討―意欲低下領域尺度および学校ぎらい感情測定尺度の因子構造について―共著平成28年3月広島大学心理学研究, 15, 17-28
15大学生の学校嫌悪感と怠学傾向および居場所に関する検討―学校嫌悪感と怠学傾向による類型化の試み―共著平成28年3月広島大学心理学研究, 15, 29-36
16大学生の学校嫌悪感と怠学傾向および居場所に関する検討―学内・外の居場所感について―共著平成28年3月広島大学心理学研究, 15, 37-44
17被害的な認知特性と出来事の外傷性が外傷後反応と解離性体験に及ぼす影響(査読付)共著平成28年11月パーソナリティ研究, 35(2), 166-170
18発達障害特性を持つ大学生の適応評価尺度開発に向けて―評価項目の抽出―共著平成29年3月総合保健科学, 33, 1-10
19大学生の摂食障害の予防的介入に向けて―BMIとEAT-26調査より―共著平成29年3月総合保健科学, 33, 11-15
20大学生のソーシャルメディアの利用時間と心理的要因との関連(査読付)共著平成29年3月総合保健科学, 33, 17-24
21大学メンタルヘルスにおけるリスクマネジメント―評価シートを用いて―(査読付)共著平成29年3月総合保健科学, 33, 33-37
22非外傷性イベントと解離性体験に関する臨床心理学的研究(査読付)単著平成29年3月博士論文(広島大学)
23Characteristics of depressive symptoms in contemporary Japanese youth: A comparison with 15 years ago.(邦題:近年の日本における若者の抑うつ症状の特徴―15年前との比較―)(査読付)共著平成29年5月ACTA PSYCHOPATHOLOGICA, 3(1),
(DOI: 10.4172/2469-6676.100099)
24レジリエンスの視点から自閉症スペクトラム特性を持つ学生の支援を考える(査読付)共著平成30年3月総合保健科学, 34, 21-28
25ピアサポートルームの活動に参加した大学生ピアサポーターの体験に関する探索的研究(査読付)共著平成30年3月総合保健科学, 34, 41-48
26学生相談における教職員サポートに関する一考察:教職員のための学生相談研修に関するアンケート調査から(査読付)共著平成30年3月総合保健科学, 34, 75-81
27Perceived Social Support Moderates the Association between Emotion Regulation and Psychological Distress: A Cross-Sectional Study among Japanese Adults.(邦題:感情制御と心理的苦痛における知覚されたサポートの緩衝効果―日本の成人を対象とした横断研究―)(査読付)共著令和2年8月Psychology, Health & Medicine, 17, 1-11
(DOI: 10.1080/13548506.2020.1802051)
28Survey and comparison of psychological factors between descendants and non-descendants of survivors of the atomic bomb: generational differences in mental health indicators(邦題:原爆被爆者の子孫と非子孫の心理的要因の調査と比較。メンタルヘルス指標の世代間差異)(査読付)共著令和3年1月Journal of Psychiatric Research, 136, 398 - 401
(DOI: 10.1016/j.jpsychires.2021.01.043)
29Receiving assistance in emotion regulation: A preliminary investigation(放題:感情制御におけるサポートの影響:予備調査)共著令和4年2月Personality and Individual Differences 188(印刷中)
30線形回帰分析における誤差項の非正規性および不均一性が分析結果に及ぼす影響―仮想データによるシミュレーション―(査読付)単著令和4年9月聖泉論叢, 増刊号 30頁~43頁
31認知的感情制御と日常的気分の関連における対人的感情制御の調整効果共著印刷中山形大学心理教育相談室紀要
32経験サンプリング法を用いた感情の測定―利点と限界点―共著印刷中エモーション・スタディーズ

その他

(学会発表) 国際学会
1The relationship between trauma, victimhood and dissociation: Pathological dissociation and healthy dissociation.(邦題:トラウマ・被害感・解離の関連: 病的な解離と健常な解離)(査読付)平成28年7月31st International Congress of Psychology (パシフィコ横浜)
(学会発表) 国内学会
1関係性からみる正常解離―性別に着目して―平成23年11月中国四国心理学会第67回大会 (比治山大学)
2解離は何によって生じるのか―心の傷・環境認識・自己認識の相乗効果による解離傾向促進の可能性―平成24年10月日本パーソナリティ心理学会第21回大会 (島根県民会館)
3主観的認識は解離傾向を促進し得るか―男子大学生を対象とした相乗効果の検討―平成24年11月中国四国心理学会第68回大会 (福山大学宮地茂記念館)
4心の傷と解離傾向の繋がりを緩衝する要因の検討―主観的体験による解離傾向抑制の可能性―平成25年3月日本発達心理学会24回大会 (明治大学)
5解離と心の傷の関連性の再検討―メタ分析による体験別の下位集団分析―平成25年8月日本心理臨床学会第32回大会 (パシフィコ横浜)
6主観的な拒絶感が解離に及ぼす影響―大学生を対象としたアナログ研究―平成26年3月日本発達心理学会第25回大会 (京都大学)
7解離傾向と心の傷の関連性における性差―メタ分析による検討から―平成26年10月中国四国心理学会第70回大会 (広島大学)
8自己コントロール感の欠如と外傷性が解離と外傷後ストレス反応に及ぼす影響(査読付)平成27年6月日本トラウマティック・ストレス学会第14回大会 (京都テルサ)
9出来事の属性と外傷後ストレス反応および解離の関連―アソシエーション分析による探索的検討―平成27年9月日本心理臨床学会第34回大会 (神戸国際会議場)
10知覚されたサポートはトラウマの影響を緩衝するか―解離傾向を指標として―平成27年11月中国四国心理学会第71回大会 (広島修道大学)
11虐待と解離における関連性の再検討―メタ分析による先行研究の統合を踏まえて―平成28年4月日本発達心理学会第27回大会 (北海道大学)
12大学教員の発達障害に対する認識と発達障害傾向のある学生への対応―国立A大学における実態調査から― (査読付)平成28年12月メンタルヘルス関連三学会合同大会 (学校メンタルヘルス第20回大会) (一橋大学)
13学校ぎらいな大学生のサブタイプとその居場所 (1)―フツーの大学生とモヤモヤを抱えた大学生―平成29年3月日本発達心理学会第28回大会 (広島国際展示場)
14学校ぎらいな大学生のサブタイプとその居場所 (2)―「転出渇求群」における『自己模索群』と『平均群』の居場所の比較―平成29年3月日本発達心理学会第28回大会 (広島国際展示場)
15英語の授業におけるコミュニケーション能力向上の取り組み平成29年8月平成29年度全国高専フォーラム(アオーレ長岡・長岡技術科学大学)
16看護大学生の適応感に及ぼす要因の検討 (2)平成30年6月日本健康心理学会第31回大会日本ヒューマン・ケア心理学会学術集会第20回大会合同大会 (京都橘大学)
17あなたを傍観者や仲裁者にする要因はなにか?平成30年12月岡山心理学会第66回大会 (ノートルダム清心女子大学)
18虐待的養育環境と情動コンピテンスが解離へおよぼす影響―オンライン調査に基づく検討―平成31年3月日本発達心理学会第30回 (早稲田大学戸山キャンパス)
19解離性体験を生成する確率分布は何か―一般化ガンマ分布と半コーシー分布への当てはめの試み―令和元年8月パーソナリティ心理学会第28回大会(武蔵野美術大学鷹の台キャンパス)
20臨地実習における看護学生の実習満足―看護学実習に対して,前向きになれるときの要因―(査読付)令和2年9月日本看護研究学会雑誌, 43(3), P.424
21精神看護学実習中の看護学生の感情変化(査読付)令和2年9月日本看護研究学会雑誌, 43(3), P.430
22母性看護学実習に対する学生のポジティブ感情を喚起する要因(査読付)令和2年9月日本看護研究学会雑誌, 43(3), P.429
23項目反応理論による解離性体験尺度Ⅱの項目評価:オンラインサーベイに基づくアナログ研究(査読付)令和2年9月-10月第19回日本トラウマティック・ストレス学会(WEB開催)
24解離性体験尺度IIの時間的安定性の検討: オンラインサーベイによる2017年と2021年の比較令和3年7月第20回日本トラウマティック・ストレス学会(WEB開催)
25新型コロナウィルス感染症による恐怖と精神的苦痛令和3年9月日本心理臨床学会第40回大会(WEB開催)