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八幡高等学校3年生に高大連携講座(3回目)を実施しました

看護学部
看護学部では、平成28年度より滋賀県立八幡高等学校との連携に関する包括協定書に基づき、看護職を目指す高校生に継続して講義や演習をおこなっています。今回は、八幡高等学校セミナーハウスで3年生26名を対象に、「高齢者の理解」を目的として「在宅看取り」をテーマに講座を実施しました。 

在宅看護領域の桶河講師による「在宅看取り」についての講義の後、「在宅で亡くなる本人の気持ち」「在宅看取りをする家族の気持ち」「在宅における看取りの意味」について、グループでディスカッションしてもらいました。グループワーク後、学生さんたちは、「人生をどのように終えるか考えた」「在宅看取りでは本人の意思が重要である」「家族の負担を考えた」等の意見を発表しました。
また、「大学でさらに在宅看護を学びたい」「高齢者目線で社会の構造を作ることが大切だと思った」いう感想も聞かれました。
学生間で「死」について語る機会は無いようでしたが、「在宅看取り」の講座を通して、「死」について学びを深めていました。

次回は「ターミナルケア」の講座を予定しています。今回の学びを次回につなげられるようにしたいと考えています。