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聖泉大学看護学部教員による八幡高等学校連携講座(ベッドメーキング)を行いました

看護学部
聖泉大学看護学部の教員が、看護系を選択している2年生、生徒26名を対象に3回目の連携講座「ベッドメーキング」を行いました。

生徒は、基礎看護学領域の山根先生から、入院する患者の生活環境を整えるために必要なベッドメーキングについての講義を聞いたあと、看護学部教員によるデモンストレーションで実施手順の確認を行い、10グループに分かれて演習を行いました。

演習は、患者が入院する前のクローズドベッドをつくること目的に、生徒が主担当、副担当に役割を決めて2人1組で行いました。
看護師として行うベッドメーキングは、入院する患者が安全、安楽な生活を過ごすための留意点があります。

シーツのしわを作らない、下シーツの角は患者がベッドで寝てもシーツがほぐれないように三角につくる、上シーツや毛布の角は患者が足を入れやすいように四角につくる、そして足元にはタック(ゆるみ)をつくるなど注意点が多くあり、初めて実施する時は誰でも緊張します。

しかし、生徒たちは、緊張しながらも集中して取り組み、失敗しても次はどうすればうまくいくのかを話し合いながら、クローズドベットをつくることができました。
授業の最後には、各グループの生徒から演習の振り返りについての発表を行いました。
生徒は、シーツしわを伸ばしながら角を作るのが難しいこと、2人で声を掛け合って協力しながらベッドメーキングを行うこと、難しいけれどできたときの達成感があることなどを発表しました。

入院患者の生活環境を整えることの重要性を感じられたのではないでしょうか。

講義風景
【講義風景】

教員によるデモストレーション
【教員によるデモストレーション】

下シーツの角は三角
【下シーツの角は三角】

真剣に演習に取り組む生徒たち
【真剣に演習に取り組む生徒たち】

演習で受ける大学教員からのアドバイス
【演習で受ける大学教員からのアドバイス】