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滋賀県人権啓発学生サポーター会議のメンバーが嘉田知事と対談しました

2013年度

1月12日(日)に滋賀県人権啓発学生サポーター会議のメンバーが県庁を訪れ、滋賀県知事と対談を行いました。これまでの若者等に向けた人権啓発活動を報告書にまとめるとともに、グループによるプレゼンテーションが行われた後、知事との対談が行われました。嘉田知事からは、「どのような気持ちで活動に参加したか」や「自分の身に人権を侵害されてるのではないかと思うことはないか」などについて質問が出され、それぞれが自分の思いを述べました。最後に、「今回の経験を今後の人生に活かしてもらえるように期待しています。」との激励のお言葉をいただきました。


「人権啓発学生サポーターに参加して」 有山 美紗(人間学部1回生)
高橋啓子先生の紹介により、人権啓発学生フォーラムという取り組みを知りました。そこで、滋賀県において若者の人権に対する認知度や関心度が低いという実態を知り、私もその1人だと感じました。小中高と特別授業として人権学習というものがあったものの、あまり身近に感じることができず、身についていない。ということが私の正直な思いでした。では、多くの若者も同じ思いを持っているのではないか、教育の現場だけで呼びかけるだけで本当に人権についての知識は広がるのだろうかと考え、参加させていただくことを決めました。
活動では、ターゲットを同世代の若者に絞り若者が人権について触れるきっかけをどのように作るのかということに重点を置き、話し合いました。話し合いにより、出た案を実施する為に9月に行われた「じんけんフェスタしが2013」にブースを出店させていただきました。大盛況で終えることが出来ましたが、同世代の参加者が少なかった事などの反省点も多々見つかりました。
知事との対談により、これから社会を支えていく若者として今まで以上に人権について向き合う事が大切だと感じました。また、その思いを自分の中だけに留めるのではなく、多くの人に知ってもらいたいと感じています。今後は、同世代の若者に対して人権について興味を持ってもらえるような、小さなきっかけを作れる活動をして行きたいと考えています。

嘉田知事との記念撮影

嘉田知事との記念撮影