アクセスお問い合わせサイトマッププライバシーポリシー

そのた

聖泉きらり人

似ている? 違っている? その絶妙なハーモニーを奏でる双子姉妹

2015年度
今回のきらり人は、女子ホッケー部に所属する大家瑞希さん、瑞穂さんの双子姉妹です。小さい頃からいつも一緒、中学、高校、大学まで同じ進路を選んできた二人。その経緯やエピソードだけでも興味深いですが、ホッケーやお互いに対する思いなど、双子として歩んできた二人だからこその心温まる話を聞くことができました。



【左が瑞希さん、右が瑞穂さん】


―お二人が聖泉大学への進学を決めたきっかけは何ですか?

瑞穂
もちろん、「ホッケーがやりたかった」と言うのが一番です。ただ、進学を決めるまでには色々ありまして…。実は、2人ともそれぞれに違う進路が決まっていました(瑞希さんは調理、瑞穂さんは製菓の専門学校)。それが、高校3年生の冬、ホッケーの最高峰でもある全日本選手権を観戦して、そこでやっぱりホッケーを続けたいと言う気持ちがわいてきたんです。進路は決まっているし、今更とかなり悩んだのですが、それでもやっぱりホッケーをやりたいと、思い切って両親に打ち明けてみることにしました。

―それは、二人一緒に?

瑞希
いいえ、そのときは全く相談していなくて、瑞穂が先に言い出してくれたんですが、私も同じことを考えてたって思いが一致していたんです。それから、親とはかなり揉めましたけど、最後は納得してくれて、急いで大学受験の準備をしたことを覚えています。

―なるほど、相談していたわけではないけど、その辺りは以心伝心なのかな。

二人
はい!



【試合前の表情は対照的?!】


―それでは、次にホッケーに関して、今どんな調子ですか?

瑞穂
すごく充実しています。ただ、二人ともなかなかレギュラーには定着できずに、試合に出たり、出られなかったりです。2回生になってから、少しずつ試合に出られる機会も増えましたが、公式戦ではまだ二人一緒にプレイしたことがありません。

―そうだとすると、ぜひ二人同時に公式戦のピッチに立ちたいですね。

瑞希
そうですね。やっぱり一緒にプレイしたいです。でも、実は同じポジションなので、ライバル関係でもあるんです。一緒には出たいけど、お互いに負けたくないと言う気持ちも持っています。

―それで気まずくなったりはしないの?

瑞穂
気まずくはなりませんが、よく喧嘩はします(笑) 実は、2人の性格や生活のリズムは全然違っていて、些細なことで意見が食い違うなんてこと、しょっちゅうです。本当、私たちって全然似てないよね。

瑞希
そうそう、似てない、似てない。

―けど、回りから「双子だから」と言う扱いを受けたりしませんか?

瑞希
どうしても、それはありますし、少し嫌なときもあります。やっぱり、それぞれを見てほしいなって、全然違うのになって…。

―双子ならではの悩みみたいなものですかね?

瑞穂
はい。でも、自分達にとっては「双子」って言うよりも、一番近くにいる「親友」って感じですし、やっぱりそばにいてくれて良かったと思える関係です。



【前線へのパスを狙う瑞穂さん】


―さて、勉強の方は、どんなことに取り組んでいますか?

瑞穂
私は、「アスリートの心理的なサポート」や「メンタルトレーニング」に興味があります。たとえば、モチベーションを維持するためには、どんな声かけが有効かなど、調べてみたいと思っています。
(瑞希)
私は、「子ども達の野外活動を通した仲間作り」について。実際にボランティアスタッフとして、どんな活動を企画するのか、どうやったら上手く活動できるかなどを実践的に学んでいます。

―それぞれに違った領域の勉強に興味が広がっているみたいですね。最後に、お二人の夢や今後についてお聞かせください。

瑞穂
私は、以前からカフェを経営したいと言う夢を持っていて、卒業後もそれに向けた道に進みたいです。そのために、たとえば飲食業や接客などの仕事に就いて、少しずつお金をためながら、経営の勉強もできたら良いなって思っています。

瑞希
私は、正直言うと、具体的な進路のイメージは無くて、「人」と関わる仕事がしたいかなって…。で、就職とは関係ないですが、とにかく海外旅行をしてみたいと思っています。今自分がいる世界だけでなくて、もっと広い視野を持って物事を考えられるようになりたいんです。



【ドリブル突破を図る瑞希さん】


―それぞれに素敵な夢や目標ですが、いよいよ別々の道を歩むことになりそうですか?

瑞穂
はい。私は、地元(和歌山)に帰らずに働きたいと思っていますし、瑞希は地元に帰りたいと言っていますので、別々になりそうです。

―とか言いながら、また一緒に暮らしているかも?

二人
え~、そうなるかな…

二人の息の合ったやり取りを見ていると、やっぱり「似ている」。でも、じっくり話を聞いていると、異なるパーソナリティ(性格)が垣間見られ、まったく「違っている」ことにも気づかされます。「似ているようで違う」、「違うようで似ている」その絶妙なバランスが、周りを惹きつける二人の魅力の1つではないでしょうか。これからも、それぞれの活躍に乞うご期待です!!



【二人が所属する聖泉大学女子ホッケー部】