さまざまな心の問題を解決するために
他者を受容し自己を深く理解する力を育てる
現代を生きる私たちは、物質的な豊かさと便利で快適な生活を手にした代わりに、精神的なひずみや人間的なコミュニケーションの欠如、他者への無関心など心に問題を抱えることも多くなりました。人間的なつながりが失われつつある時代にあって、人間どうしのつながりを回復し、物心両面の健全で豊かな社会生活を実現する人材の養成は急務の課題です。
臨床・発達心理専攻では、そうした社会で求められる力―「さまざまな考えを持った個人を尊重・受容する力」と「自らの意思や能力、特徴を理解する力」を養成するため、講義科目のほか、現場実習科目、演習科目など、さまざまな科目を充実させています。