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人間学部

人間学部 教員紹介

新美秀和
新美 秀和(NIIMI Hidekazu)

准教授 修士(社会学)

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心理臨床とはどんな営みなのでしょうか。深層心理を暴き出していく営み? 悩みに対して適切なアドイバスをする営み? どちらも正しくありません。僕の考えでは、心理臨床とは「深み」において悩める人のこころに寄り添っていく営みです。きちんと寄り添うには、必要な深さの見当をつけて「深み」に飛び込んでいき、しばらくのあいだ(だいたい50分程度)その深さに留まらねばなりません。タフさが要ります。また「深み」には危険な潮流もあるので、それを察知する力や臨機応変に対応する力も要求されます。深みから戻ってくるときには潜水病にも気を付けなければなりません。優雅な仕事だと思われることが多いですが、終わった後にはフィジカルな疲れもかなり残ります。是非一緒に学び、鍛えましょう。
[専門分野]
心理臨床学

[所属学会]
日本心理臨床学会、日本箱庭療法学会、甲南心理臨床学会、日本ユング心理学会

[主な担当科目]

心理学概論、人間関係論

[研究テーマ]
心理臨床場面における言葉の機能

[研究内容]
臨床場面ではしばしば用いられる非言語的な手法(描画テストや描画療法)において、解釈という言語的営為がどのような機能を果たしているのかを主に研究している。同時に、このテーマを普遍化して、「語りえないものについての語り」の可能性についても研究している。

[研究内容キーワード]
描画法、解釈行為、語りえないもの、他者論

[主な著書・論文]
●幼稚園における「河童を用いた想像遊び」の実践報告 聖泉論叢第21号(2014年)
●高校へのチューター派遣事業について(報告) 聖泉大学カウンセリングセンター紀要第2号(2012年)
●青年期における絶望感と死に対する態度の関係について 聖泉論叢18号(2011年)
●能『鵺』の心理臨床学的読解の試み 甲南心理臨床学会第10号(2008年)
●臨床描画法における解釈行為の深層についての一考察 大谷大学哲学会『哲学論集』第53号(2007年)