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人間学部

突撃!研究室訪問

Vol.09 松井 幸太 講師 (健康運動心理専攻)

松井 幸太
松井 幸太 講師の紹介ページはこちら
学生との対談風景
スポーツ心理学と臨床心理学を専門としています
第9弾の研究室訪問は、人間心理学科健康運動心理専攻の松井 幸太(まつい こうた)講師をご紹介します。インタビュー形式でお届けします。

まず、ご専門についてお聞かせください。

松井:スポーツ心理学と臨床心理学を専門としています。スポーツ心理学はスポーツに関する心理的な事柄を考えていく学問、臨床心理学はその人らしさを大切にして人を理解していく学問です。この2領域を専門とすると、運動やスポーツ活動における心理面について、その人らしさを大切にして考えていくということになりますね。

では、具体的にどのようなテーマで研究をされていますか。

松井:部活動の現場で高校生を研究対象にしているのですが、部活動を通して生徒がどのように成長するのか、またそこに携わる指導者の関わりがどのように影響しているのかということについて研究しています。

部活動と生徒の皆さんの成長、指導者の影響ですか。面白そうですね。研究の結果、どのようなことがわかりましたか。

松井:指導者の部員への関わり方には「褒める(ほめる)」「叱る(しかる)」といったものがあります。指導者が褒めると部員のやる気が増し、叱ったらやる気が削がれるとよく言われますが、時には、その逆もあり得るんですね。叱ったことによって部員のやる気が引き出されたり、褒めたことでやる気が削がれたりする場合もあります。では、その違いはどこから生じるのか。その部員にとって指導者の関わりがどのように受け止められたのかということに注目していく必要があり、特に、部員と指導者との関係が影響を与えていると、私は捉えています。

次に担当されている授業についてお聞かせください。

松井:「健康運動心理学」という授業では、人の健康と運動について心理学的な視点から考えていきます。例えば、身体の健康の維持増進のために運動は欠かせないものですが、積極的に運動に取り組むようになるにはどのようにしたら良いのか、また反対に、運動やスポーツをすることが、心の健康や心の成長にどのように寄与しているのかといったことを話題にしています。
また「健康運動心理実習」では、メンタルトレーニングを体験してもらっています。例えば、大切な試合前に気持ちをうまく高める方法を学んだり、反対に試合前に緊張して身体が固くなってしまう時にリラックスしたりする方法について学びます。自分自身で心を整え、心理面からの競技力の向上を支えていくためのトレーニングですね。

最後に高校生の皆さんへメッセージをお願いします

松井:できれば、今、目の前にあることに対して一生懸命であってほしいなと思います。勉強や部活動、アルバイト、遊びや恋愛などいろいろありますが、夢中になって打ち込める何かがあるということが、人を成長させてくれるように思います。

(インタビュアー 人間心理学科 富川 拓 准教授)