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人間学部

突撃!研究室訪問

Vol.01 高橋 啓子 教授 (副学長・学部長・臨床・発達心理専攻)

高橋啓子
高橋啓子教授の紹介ページはこちら
ワークやゲームを行い、相手と自分の違いや価値観の違いを学びます
インタビューの様子
犯罪被害者の心理支援とカウンセリング

「犯罪被害者の心理支援」を研究テーマとしていますが、その関連でDV被害者の聴き取り調査を行ってきました。被害者の方のお話を聞かせて頂く中で、加害者の問題が置き去りにされがちであることに気付きました。被害者が本当に必要としている「支援」を行うためには、双方のバランスを考慮し研究を進めていく必要があります。
社会ではこうした犯罪被害者の他にも様々な場面でカウンセリングが用いられていますが、私の担当する授業では、実際のカウンセリングでは、どんな対話が続くのか、そのことが一人の人の心に何を投げかけ、そこで何が残されていくのかを、実例を挙げて説明することを心掛けています。人間の心理の合理と不合理の共存する見事さを共感的に感じてほしいと思います。相談に来る人も、受ける人もどちらも人間と言うことを見つめていきたいですね。


ゼミ活動とチューター指導

私の受け持つゼミでは、「自分をよく知る」ために、まず心理テストを学びます。次に「他者をよく知る」ということでワークやゲームを行い、相手と自分の違いや価値観が多様であることを学びます。また、自分の生き方と社会をつなげるということに重点を置いているので、実際現地に行くことも多いんです。昨年は刑務所やシェルターに行かせていただきました。
その他、「カウンセリング研究会」では、教室に入りにくい生徒のサポートをしているチューターの指導を行っています。研究会で勉強したことを実際現場で活かしてまたそこで課題を持って帰ってきてもらい一緒にスーパーバイズしています。「自分たちの学んでいる学問が実際に社会で活かされている」ということを体験してもらいたいですね。


高校生の皆さんへ

今の高校生の皆さんは人付き合いに悩んでいたり、自分の性格の欠点に悩んでいたり、学力不足に悩んでいたりすると思います。「心理」という学問領域は、大学に入って初めて出会う学問ですので、スタートラインはみんな同じ。一直線に進んでいけます。心理にさえ興味を持っていれば、「志」があれば、必ず伸びるんですね。
自分自身が欠点ばかりだと思っていた人でも、心理を学ぶことによって、それが外からの「刷りこみ」であることに気付けますし、自分が思い込んでいる「自分」がいかに作られたものかということが分かりますので、一つ殻を破ってほしいですね。
「志とやる気」、「好奇心と興味」さえもって入学して頂ければ、聖泉大学というところでは、本当に細かく(教員が)学生に関われるので、その分一緒に成長できるかなと思います。


在学生の皆さんへ

出逢うとなぜかこちらの気持ちが爽やかになる人、逆に出逢うと気が重くなる人もいますよね。何が違うのでしょうか。それはやはり「人間力」だと思います。魅力ある人物からは爽やかさがにじみでているものです。学力も大切ですが、爽やかな風のような人としての魅力を身につけていきましょう!

(インタビュアー 人間心理学科 富川 拓 准教授)